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腰痛不安症というものをご存知ですか?

2018.07.31 | Category: 腰痛・ヘルニア・ぎっくり腰

あなたはご自身の腰痛の原因を明確にご存知ですか?
日本人の4人に1人が悩まされているという国民病とも言える腰痛。
 
そのうち原因のはっきりしているものは2割程度に過ぎず、残り8割の腰痛ははっきりとした原因が分からない・・・と言われています。
 

不安や恐怖が腰痛を悪化させている

腰痛の原因として、骨や筋肉に異常がみられる、椎間板ヘルニアやぎっくり腰がある。
しかし、こうした身体の異常がないにも関わらず、腰痛が3ヶ月以上続く『慢性腰痛』を発症する方が多い。
それはなぜでしょうか?
 
近年の研究により、職場や家庭内の問題など、心的ストレスや、痛みへの過度な不安が脳を悲観的な状態へと変え慢性的な腰痛を引き起こす引き金になることが分かってきました。
 
人間関係や仕事のストレス、腰痛に対する不安や恐怖は、痛みを抑えるオピオイドなどの物質の分泌が低下し腰痛が慢性化したり、再発を繰り返してしまいます。
 
他にも、『また腰痛になるのでは』という、痛みへ不安や恐怖から過剰に腰を守ろうとして日常生活に自ら過度の制限をかけてしまう『恐怖回避思考』が強い方がいます。
 
こういった方は腰をかばいすぎて身体を動かさなくなり腰周辺の筋肉が硬くなることでかえって腰痛を悪化させ治りを遅らせてしまいます。
 

ストレスと上手く付き合いましょう

このように腰痛は精神的要因が大きく関わっています。
ストレスを解消するカギは、心や身体が楽しいと思うことをすることです。
・おいしいご飯を食べる
・好きな音楽を聴く、映画を観る
・お友達や家族に悩みやグチを聞いてもらう
・お風呂にゆっくり入る
・たくさん寝る
 
心や身体が楽しいと幸福ホルモンと言われる脳内物質セロトニンの分泌も増え腰痛の悪循環を断つことができます。
 

運動で腰痛解消

ぎっくり腰のような『急性腰痛』をはじめ、『腰痛が起きた場合には3日以上の安静は良くない』という考え方が今、世界の多くの国の診療ガイドラインになっています。
様々な研究から、『痛みの範囲以内で動いた方が良い』と言われ、3日以上安静にした人は、普段通り動いた人よりも、その後の経過が悪いことが分かってきました。
コルセットについては、激痛の場合のみ使用をお勧めしますが、コルセットをすることは腰の安静に繋がるため、やはり動かせる範囲以内で動いて頂くことをお勧めします。
 
【ハムストリングのストレッチ】
ハムストリングとは太ももの裏側の筋肉になります。
腰ではないので「なんで?」と思いがちですが、ここをストレッチすることで腰痛の軽減と予防に効果的です。
 
【ウォーキング】
外に出ることで気分転換にもなり手軽に始められるウォーキング。運動不足解消にも良いでしょう。
急にたくさんの距離を歩くのではなく、少しずつ距離を延ばしていくのがコツです。
 
良い姿勢を意識して歩くことで腹筋と背筋も鍛えられ腰痛を予防、改善することが期待できます。
ウォーキングの目安は週に2~3回程度。3ヶ月以上続けると慢性腰痛に効果的です。
 
腹筋と背筋は30代から老化が始まります。そこに、運動不足が重なり筋肉は硬くなり腰周りの柔軟性も失われてしまいます。
そして、動かせる範囲が狭くなり、腰を少し動かしただけで痛みを生じるようになります。
痛みの改善や予防には、腰周りの筋肉を柔らかくすることと、筋肉を鍛えて腰を守ることが大切です。