40代・50代で肩こりがひどくなる原因とは?更年期や姿勢との関係を解説

  • 2022年4月23日
  • 2026年5月12日
  • 四十肩

五十肩とは

一般的に四十肩・五十肩と呼ばれている肩の痛みは医学的には「肩関節周囲炎」と言います。
特に40代~60代の中高年に多く発生することから、四十肩・五十肩と呼ばれています。
肩こりは筋肉に問題が生じて起こるのに対し、「五十肩」は、肩関節に問題が生じることで痛みをもたらし、関節の可動域が制限される症状です。

五十肩の原因

はっきりとした原因は分かっていませんが、運動不足や肩の使い過ぎや老化が原因と言われています。
スマホの長時間使用やデスクワークによる不良姿勢が続くことで肩関節の血行が悪くなり硬くなります。
硬い状態のまま動かすので肩は炎症し痛みを発生させるのです。

なぜ40代・50代になると肩こりが増えるのか?

年齢とともに、筋肉や血流の状態は変化していきます。

特に40代・50代では、筋肉量低下、柔軟性低下、運動不足などによって、肩周辺が硬くなりやすくなります。

さらに、仕事、家事、育児、介護など、体への負担やストレスが増える年代でもあります。

その結果、肩が重い、疲れやすい、肩こりが治らないなどにつながりやすくなります。

更年期と肩こりの関係

40代・50代女性では、更年期によるホルモン変化も関係することがあります。

特に、女性ホルモン低下によって、血流低下、自律神経の乱れ、疲労感などが起こりやすくなることがあります。

すると、肩こり、首こり、頭痛、睡眠の質低下などにつながるケースがあります。

また、イライラ、不安感、だるさなどの不調が重なることで、肩周辺の筋肉が緊張しやすくなることもあります。

デスクワークやスマホも悪化要因になる

40代・50代では、仕事でパソコンを使う時間が長い方も多いと思います。

特に、猫背、前かがみ姿勢、スマホ首などによって、首や肩へ大きな負担がかかります。

頭は約5kgあると言われており、前に出るほど肩周辺への負担が増えやすくなります。

そのため、肩が張る、首が重い、肩甲骨周辺が痛いなどの症状が出やすくなります。

デスクワーク腰痛についてはこちら
https://kamataki-seikotsu.com/desukuwaku/

肩こりと頭痛の関係

肩こりが悪化すると、頭痛につながることがあります。

特に、首肩の筋肉の緊張、血流低下によって、緊張型頭痛が起こりやすくなります。

特徴としては、後頭部が重い、締め付けられる感じ、長時間続くなどがあります。

頭痛についてはこちら
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40代・50代は「回復力」も低下しやすい

若い頃は、「寝れば回復した」という方も多いと思います。

しかし40代・50代では、睡眠の質低下、疲労蓄積、筋肉回復低下などによって、肩こりが慢性化しやすくなります。

特に、睡眠不足、ストレス、運動不足などが続いている方は注意が必要です。

姿勢悪化も肩こりにつながる

40代・50代では、

猫背
巻き肩
背中が丸くなる

など、姿勢変化も起こりやすくなります。

姿勢が崩れると、肩、首、肩甲骨への負担が増えやすくなります。

さらに、呼吸が浅くなる、疲れやすくなるなどにつながる場合もあります。

肩甲骨が動かない人は要注意

肩こりが強い方の中には、肩甲骨が動きにくい、背中が硬いというケースも少なくありません。

肩甲骨周辺は、本来よく動く部分です。

しかし、運動不足、長時間同じ姿勢、猫背などによって動きが悪くなると、肩こりを繰り返しやすくなります。

五十肩の症状、3つの時期

痛みの対処法

炎症期は痛みがとても強いので鎮痛剤をうまく服用してあまりガマンしないことです。
なるべく安静にし腕を使いすぎないようにして下さい。
患部を氷のうで冷やすと楽になります。夜、寝るときに痛みが強いときは痛い方の肩を上にして身体をクッションなどを挟み込んで身体を安定させると良いでしょう。

五十肩の施術のポイントは3つの時期に合わせた適切な対処

五十肩は「放っておいても1年くらいで治る」と言われていますが、きちんと治さないと慢性的な痛みが残ったり肩の可動範囲が狭くなるなどの症状が残ります。

炎症期

炎症により発生した肩の痛みを緩和します。
痛みが強いうちは無理に肩を動かそうとせず安静を心掛けます。
肩回りの筋肉をほぐし緊張をとる事で炎症を起こしている部分の負担を減らしていきます。

拘縮期

激痛がおさまってくると肩関節の拘縮がはじまり肩が動かしづらくなります。
このタイミングからリハビリを積極的に行うことにより回復が早まります。
痛みのない範囲で肩周囲の筋肉や関節を動かし拘縮を防いでいきます。
むやみに動かすとかえって肩周囲に負担をかけ回復を遅らせてしまう場合もあるのでご注意ください。

回復期

痛みがなくなったからといってリハビリせず放置してしまうと可動域が狭いまま固まってしまいます。
肩の関節や筋肉を伸ばしたり縮めたりすることで潤滑油が流れ動きがスムーズになり肩の可動域を広げます。

鍼灸という選択肢

慢性的な肩こりで悩んでいる方の中には、鍼灸を選択する方もいます。

鍼灸では、筋肉の緊張、血流、自律神経バランスなどへアプローチすることがあります。

特に、疲れが抜けない、更年期の不調がある、ストレスが強いという方は、体が緊張状態になっている場合があります。

鍼灸についてはこちら
https://kamataki-seikotsu.com/sinkyu/

よくある質問

40代・50代で肩こりが悪化するのはなぜですか?

筋力低下、血流低下、姿勢悪化、ストレスなどが関係している場合があります。

更年期でも肩こりになりますか?

ホルモン変化や自律神経の乱れによって肩こりにつながることがあります。

肩こりと頭痛は関係ありますか?

首肩の筋肉緊張によって頭痛につながることがあります。

鍼灸も受けられますか?

はい。状態によっては鍼灸施術を選択される方もいます。

健康保険は使えますか?

症状や原因によって異なります。まずは状態を確認しながらご案内します。

健康保険についてはこちら
https://kamataki-seikotsu.com/tsukaikata/

まとめ

40代・50代の肩こりには、筋力低下、姿勢悪化、更年期、ストレス、血流低下などが関係しています。

放置すると、頭痛、疲労感、睡眠の質低下、慢性化につながることがあります。

「年齢だから仕方ない」と我慢し続けるのではなく、体の状態を見直すことが大切です。

肩こりや頭痛、更年期による不調でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。