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整体で更年期障害を乗り越える!

  • 2022年12月28日
  • 2024年11月7日
  • 豆知識
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・毎日身体がだるくて元気が出ない
・急に起こるホットフラッシュや冷えのせいで出かけるのが怖くなった
・めまいが酷く何もせずに1日が終わってしまう
・気分の落ち込みが激しく感情のコントロールが難しい

これらの症状は全て『更年期障害』の症状です。どのような症状がいつどのようにしてあらわれるかは一人ひとり違っています。

つらい更年期障害を整体で改善しませんか?

ここでは、多くの女性が悩まされる更年期障害について説明していきたいと思います。

更年期障害とは?

更年期障害は一般的に閉経前後10年間にわたり起こる障害です。

長年付き合ってきた生理が閉経することによりホルモンのバランスが変化し、様々な心身の変化があらわれます。

更年期障害は女性だけの症状と思われがちですが、実は男性にも起こります。

更年期障害は何歳ころ起こる?

日本人の平均閉経年齢は50歳と言われているので、だいたい45歳~55歳くらいの時期に多くの女性が更年期障害を経験すると言われています。

しかし、何歳ごろ訪れるかは人によってさまざまで、早い人では30代後半から始まる方もいれば、ほとんど自覚症状もないまま気づけば通り越していたという方もいます。

更年期障害が起こる原因

歳を重ね卵巣の働きが低下し、女性ホルモンであるエストロゲンが急激に減少することで更年期障害の症状があらわれはじめます。

男性の場合はテストステロンの減少により起こります。

ただし、ホルモンの減少だけが原因ではなく、本人の性格からくる心因的要素や、仕事や取り巻く生活環境などの社会的要素なども大きく影響すると言われています。

そのため、更年期障害を一種のストレス性疾患と考える人もいます。

更年期障害の主な症状

  • 肩こり
  • 疲れやすさ
  • 頭痛
  • のぼせ
  • 腰痛
  • 汗を多くかく
  • 不眠
  • イライラする
  • 全身のかゆみ
  • 動悸
  • 気分の落ち込み
  • めまい
  • 胃もたれ
  • 膣乾燥感(女性)
  • 勃起不全(男性) など

更年期障害は何科を受診すべき?

更年期障害があらわれる年代は働き盛りであり、仕事や子育ての疲れとして見過ごされることが多いですが、なにもせずに頑張ってしまうと悪化する可能性もあります。

症状が日常的に起こり、生活に支障をきたすレベルであれば女性の場合『婦人科』で相談してみましょう。

男性の場合はホルモンの減少が女性と比べて緩やかであるため気づきにくいですが、悩んでいるようでしたら『泌尿器科』または『内科』に相談してみましょう。

更年期障害改善には自律神経の働きを整えること

更年期障害は全ての人に訪れるライフステージの1つです。

乳児期・幼少期・思春期・青年期・更年期・老年期といった具合に、誰しもが通るステージの1つに過ぎません。

あまり深く思い悩まずに、上手に付き合っていく方法を見出していきましょう。

加齢によるホルモンの減少は避けられませんが、更年期障害の症状を少しでも軽くするためには、自律神経の働きを整えることがポイントになります。

なぜなら、女性ホルモンの司令塔と自律神経の司令塔はどちらも脳の同じところに存在しているからです。

そのためこの2つはとても影響を受けやすい関係になっています。

女性ホルモン減少の影響が自律神経にも伝わり、より心身のバランスを崩しやすくなります。

ですから、その逆を考えると、自律神経が元気に働くことで女性ホルモン減少による心身の乱れも最小限に抑えることができるというわけです。

自律神経を整えるコツ

自律神経のバランスが崩れる大きな要因は『ストレス』です。

そのため、生活習慣を見直しストレスを解消することで自律神経の働きを整えることができます。

  1. 規則正しい生活
  2. バランスの良い食事
  3. 適度な運動
  4. 質の良い睡眠

生活習慣を整えるということは、当たり前の生活を当たり前に正しく送ることです。

① 規則正しい生活

規則正しい生活はライフステージの変化によって少しずつ変わってきます。

良かれと思って無理をして身体に合わない生活を送ることで逆に心身の負担になり、ストレスが増してしまうということもあるので、自分自身の今の生活を見直してみるのも良いでしょう。

② バランスの良い食事

元気な心と身体は栄養のある食事から作られています。

特に腸内環境を整える食事を摂るよう意識することが大切です。腸とストレスは密接に関係しており、腸内バランスの善し悪しが自律神経の働きに関係します。

③ 適度な運動

自律神経を安定させるためには全身を動かす運動が効果的です。

適度な運動で身体を動かすことで身体は疲労を感じ、回復させようと休息モードに入ります。それにより睡眠の質が向上し、就寝時間と起床時間を整えやすくすることができます。

また、運動することでホルモンの生成や分泌がアップし、エストロゲンの急激な減少を緩やかにすることができるため、精神の安定に繋がります。

④ 質の良い睡眠

起きているときは自律神経の中でも、交感神経(興奮しているときに働く神経)が優位に働くことで、日常的に起こる様々なストレスと戦っています。

反対に眠っている間は、副交感神経(リラックスしているときに働く神経)が優位に働くことで、日中の疲れやストレスを癒します。

そのため、睡眠時間が短かったり、眠りが浅かったりすると副交感神経がしっかり働けず、疲れやストレスを解消することができません。

更年期障害における整体の効果について

整体を行うことは、手術や薬の効果と比べ、早期に効果が期待できるものではありません。

しかし、整体を行うことで血流の改善を促し筋肉や内臓の働きを整えることは、自然治癒力の向上に繋がるため、結果として更年期障害の症状の緩和につながります。

鍼灸整骨院かまたきの整体

更年期障害と上手く付き合っていくためには、日常の疲れやストレスをうまく解消していく必要があります。

しかし、更年期障害の症状を少しでも軽くするために整体ができる事は少なく、ほとんどが自分自身の日常的な努力の積み重ねになってしまいます。

鍼灸整骨院かまたきでは整体によって少しでも心身の疲れやストレスを緩和するお手伝いができればと思い、整体を勧めております。

整体でできることは以下の通りです。

  • 自分の身体を他人に診てもらうことで自分では気がついていない不調を知ることができる
  • 筋肉をほぐし血行を良くすることで細胞が元気に働けるようになる
  • 背骨や骨盤の歪みを整えることで筋肉にかかる余計な負担を減らす
  • 首や肩、背中などの関節の可動域を広げることで身体が軽くなり動きがスムーズになる

整体の効果があらわれるまでどのくらいの期間がかかるのか?

薬や注射などの治療と比べ、整体には即効性がありません

効果があらわれるまでかかる期間は、その人の症状によって違ってくるため一概には言えませんが、週に1回程度の通院であれば最低でも1ヶ月程度はかかると考えておいてください。

不調は良くなったり悪くなったりを繰り返して徐々に良い状態の時間が増えていき改善されていきます。

整体を受けた後は楽だけど、その後とても悪くなることは珍しい事ではありません。

悪くなることにばかりに意識を向けてしまうと治療を継続することが難しくなってしまうため、良くなった状態に意識を向けるようにし、リラックスして治療していきましょう。