
いつも疲れている、寝ても寝ても疲れが抜けない、大事な場面なのに集中力が続かない、やらなきゃいけないことがあると分かっているのにやる気が出ないなど、「頑張りたいのに頑張れない」ことで悩んでいませんか?
それはもしかしたら身体の疲れだけの問題ではなく、脳の疲れが原因かもしれません。
脳疲労改善のカギは『血流』です。
標準体型の人で考えた場合、脳は体重の約2%の重さですが、安静時でも身体全体の約15%の血液を必要とします。また、酸素の消費量は約20%、エネルギーは約20~25%消費します。
このように脳は多くの血液を必要とするため、血流を改善することは脳の疲労を改善する上で欠かせません。
こんな症状ありますか?
脳疲労の主な症状は以下の通りです。
- 寝起きに疲れが抜けていない
- 寝付きが悪い
- 夜中に目が覚めてしまう
- 1日中眠い
- ずっと疲れている
- 集中力や記憶力の低下
- 思考力や判断力の低下
- イライラする・理由もなく憂うつ・不安感がある
- 頭痛・肩こり・頭重感がある
- 食欲がない など
これらの症状がいくつも重複してある場合、身体の疲労はすでに限界を超え、もはや回復する力さえも失ってしまっている状態かもしれません。
脳疲労とは?
身体の疲れや精神的ストレスが限界を超え、脳が疲れを処理しきれなくなっている状態です。
司令塔である脳が限界を超えることで、身体を回復させるためのプロセスが正常に働きません。そのため、限界を超えた身体は寝ても寝ても疲れが取れません。さらに、食欲が低下や食べる気力が低下することで、回復に必要な栄養を摂ることができなくなり、回復に必要なエネルギーを生産することができず、ずっと疲れている状態が続きます。
なぜ脳疲労が起こるのか?
『疲労』と言えば、運動やスポーツによる筋肉疲労や歩いたり走ったり重い荷物を持ち上げたりすることによる全身活動後の疲れをイメージしますよね。
しかし、『脳疲労』は、身体をほとんど動かさずとも起こります。
例えば、難しい仕事の案件を任されたとき、何時間も勉強をした日、悩み事がずっと解消しないとき、苦手な人と一緒にいたときなど、考え事や悩み事が多いとストレスを感じて脳は疲労します。
脳は、考えたり覚えたり悩んだりすることが増えると、情報の整理が追い付かず常にフル稼働の状態になります。ここでしっかり休息を取れればいいのですが、休息時間が短いと、常に処理できていない情報を整理するために働いているので脳が休まる時間がありません。
5大脳疲労
- 情報過多社会による脳疲労
- ストレス社会による脳疲労
- 睡眠不足による脳疲労
- 栄養不足による脳疲労
- 運動不足による脳疲労
1・情報過多社会による脳疲労
現代人は悩んだり考えたりすることが多く、1日中座りっぱなしで身体を激しく動かしていないのに疲労します。
例えば、1日中座りっぱなしで勉強や仕事、ネットサーフィンなどをしていると、座りっぱなしによる身体への負担も大きく疲労の原因になりますが、なにより、1日で得た莫大な情報を整理することで脳はパンク寸前です。
現代社会は、スマートフォン1つでたくさんの情報を簡単に得ることができる情報過多な社会です。現代人の1日に得ている情報量はなんと江戸時代の人の1年分、平安時代の人の一生分とも言われています!!
このように、情報化社会によって私たちの脳は常に大量の情報を浴び続けており、それにより莫大な情報を脳はひたすら処理し続けているのです。
そのため、脳は本来の働き以上の働きをすることになり『脳疲労』が起こります。
2・ストレス社会による脳疲労
急激な社会変化や価値観の多様性、人間関係の複雑化、経済状況、将来への不安など様々な要因でストレスが引き起こされます。
中でも日本人の2人に1人が『人間関係』によるストレスを抱えていると言われています。1度ストレスを感じてしまうと物事すべてをネガティブにとらえてしまうようになりさらなるストレスを生む、というストレスの悪循環を起こし『脳疲労』が起こります。
3・睡眠不足による脳疲労
悩み事や考え事が多い時、寝付きが悪くなるのは脳が休息モードに切り替わっていないためです。
通常、寝るときは副交感神経が有利になり、睡眠ホルモン(メラトニン)が分泌されます。しかし、悩み事や考え事があり、気持ちが休まらないときは脳もフル稼働しているため、寝よと思っても交感神経(活動時に優位になる神経)が優位になり睡眠モードに入れません。もしもなんとか眠れたとしても、質の良い睡眠は取れず、「寝たのに疲れが取れていない」まま朝を迎えることになります。
脳にとって『寝ている時間』はただの休息時間ではありません。傷ついた細胞を修復したり記憶を整理したり身体を成長させたりする時間です。寝ることで内臓や筋肉の活動を抑え、脳にたくさんの血液を送ります。そのため、睡眠時間が短くなったり質の良い睡眠が取れないとこれらの作業が進まないため、脳が疲弊し『脳疲労』が起こります。
4・栄養不足による脳疲労
脳が活動するための栄養が足りないことで『脳疲労』が起こります。車はガソリンが無ければ走らないように、脳もエネルギーが無ければ活動できません。
脳のエネルギー源はブドウ糖です。その他、精神の安定に関わるタンパク質、記憶力や集中力に関わるDHAやEPA、脳へのダメージを抑えるビタミンC・Eやリコピン・ポリフェノール、糖の代謝を助けるビタミンB群などの栄養素が脳の疲労回復を助けます。
疲れが限界に達しているとき食欲も減退してしまう事がありますが、何も食べないままで眠っても、回復するためのエネルギーも無いので身体はなかなか回復できません。食べないことで疲労が解消されない負のループに陥ってしまいます。どんなに疲れていても「何か食べる」ということはとても大切なことです。
5・運動不足による脳疲労
疲れているのに運動不足…?ってちょっと意味が分かりませんよね。しかし、適度な運動は身体が元気でいるためにとても大切なことです。
人間の身体は骨と筋肉からできています。筋肉の中に血管が通っていて、心臓もまた筋肉が収縮することで動いています。血管の中には栄養を含んだ血液と新鮮な酸素が流れていて、これらのおかげで常に細胞は修復され健康が保たれています。
そのため、筋肉の収縮が無くなってしまうと血流不足になり、身体のアチコチに不調があらわれます。脳も、必要な酸素と栄養が運ばれて来ないことにより情報処理能力が追い付かず、機能低下に陥ります。
運動と言っても、激しい運動は筋肉を損傷したり筋肉の酸素不足を引き起こす原因となるため、軽いウォーキングやストレッチなどの有酸素運動がおすすめです。
整体で『脳疲労』を改善
脳疲労の原因の1つである『血流の悪さ』は整体で改善することができます。
血流が悪くなる原因の1つに「筋肉の硬さ」が考えられます。筋肉が硬いことでその中を通っている血管が押しつぶされ、血液の流が悪くなります。
整体では、普段使っていない筋肉を動かして働かせること、使い過ぎて疲労している筋肉をほぐし柔らかくして動かしやすくすること、それらを整え全身の筋肉をバランスよく使えるようにすることを行っていきます。
施術方法
手技療法
いわゆるマッサージのような手法です。人にっよって様々な手法があります。
押す・ゆする・叩く・揉む・伸ばす・引っ張る、など様々な手法によって硬くなった筋肉を緩め、コリや痛み、動かしにくさ、だるさなどを解消していきます。
鍼治療
髪の毛よりも細い鍼灸用の使い捨て鍼を使用します。手技に比べ、筋肉のより奥深くまで刺激することが出来るので、効果が高いです。
電気療法
痛みが強い場合や押したり揉んだりが苦手な場合は、電気療法がおすすめです。人体に流れている電気と同じ微弱電流を流すことで筋肉のコリや痛みを解消していきます。
