慢性頭痛はマグネシウム不足が関係している?不足しやすい人の特徴や対策を解説【千葉市】

近年、マグネシウムを摂ることで頭痛、特に偏頭痛が改善するという報告が上がっており、マグネシウムの重要性が注目されています。

研究では、特に頭痛の原因が首の緊張が一因となっている場合、局所的にマグネシウムを使用することで頭痛の改善がみられたと言う報告が上がっています。

マグネシウムの働きについて

マグネシウムは生きていくためには欠かせない必須ミネラルの1つです。

およそ300種類ある酵素の働きを助け、カルシウムやリンと共に骨や歯を形成し、筋肉の収縮やエネルギー代謝など様々な生理的機能に関わっています。

生きていくうえで欠かせない必須ミネラルですが、体内で生成することができないため外から補う必要があります。

必須ミネラルとは、生理的機能を維持・調整するために欠かせない栄養素の総称であり、マグネシウムの他、カルシウム・ナトリウム・カリウム・鉄・亜鉛など16種類があります。

マグネシウムの主な働きは次の通りです。

  • 歯や骨の形成
  • 筋肉の収縮・弛緩 (伸ばしたり縮めたり)
  • 神経伝達機能の維持・サポート
  • 血圧の調整
  • 酵素を活性化させる
  • ミネラルバランスの調整  など

マグネシウム不足で起こること

マグネシウムは筋肉を緩めて柔らかくする働きがあるため、不足すると体内のあちこちで筋肉の収縮、つまり『筋肉が硬く』なります。

筋肉が硬くなると血液の通り道である血管が押しつぶされ、血行が悪くなり身体のあちこちに不調があらわれます。

マグネシウム不足が血管内で起これば高血圧や狭心症、消化器官や腸管内で起これば便秘、目の筋肉で起これば目の疲れや視力の低下などがあらわれます。

その他、筋肉のけいれん、こむら返り、筋肉痛、まぶたのピクピク、足がつるなどさまざまな症状がマグネシウム不足が原因で起こります。

また、慢性的にマグネシウムが不足した状態が続くと、心臓病、高血圧、骨粗しょう症など生活習慣病に関わるリスクが高くなる可能性があります。

その他、直積的に関係が不明な症状として肩こり・腰痛、倦怠感・疲労感・集中力の低下・不眠・食欲不振・気分の落ち込み・記憶力の低下など様々な症状があります。

マグネシウム不足と頭痛の関連性について

とあるマグネシウムと頭痛の研究では、頭痛持ちの人のマグネシウム濃度を調べる調査をしています。

それによると、慢性片頭痛に苦しむ人の約 30~50%の人にマグネシウム不足が見られることが報告されています。

マグネシウムは脳の神経活動を助ける働きがあるため、不足することで神経伝達の物質のバランスが乱れ、血管の異常な収縮が起こり片頭痛を誘発させる可能性があると考えられます。

また、マグネシウム不足によって筋肉が緊張しやすくなるので、緊張性頭痛を引き起こすリスクも高まります。

頭痛障害に対するマグネシウムの有効性について

頭痛障害に対するマグネシウムの有効性に関する研究はまだまだ臨床データが少なく、医学的には十分に証明されているとは言い切れません。

しかし、頭痛を訴える人に使用することで「頭痛の回数が減った」という報告はたくさんあります。

マグネシウムは、玄米・豆類・海藻・ナッツ・青魚などの食品やサプリメントから摂取することができますが、経皮吸収が最も有効です。

今まさに頭痛症状があらわれている場合、首や肩など筋肉が緊張しているところにマグネシウムクリームを直接塗布することで、即座に皮膚からマグネシウムの成分を吸収することができます。

日常的にマグネシウムの摂取量を上げたい場合は、湯船にマグネシウムを溶かして入れることで全身でマグネシウムを吸収することができるのでさらにおすすめです。

よくある質問

Q. マグネシウム不足で頭痛になることはありますか?

A. マグネシウム不足と片頭痛との関連が報告されています。ただし、頭痛には筋肉の緊張やストレス、睡眠不足などさまざまな要因が関係するため、原因は一つではありません。

Q. マグネシウムが不足しやすい人の特徴はありますか?

A. 偏った食生活、過度な飲酒、ストレスが多い生活、激しい運動などにより不足しやすくなることがあります。

Q. マグネシウムを多く含む食品を教えてください。

A. アーモンドやカシューナッツなどのナッツ類、わかめやひじきなどの海藻類、大豆製品、ほうれん草、玄米などに多く含まれています。

Q. 頭痛が続く場合はどうすればよいですか?

A. 頭痛が長く続く場合や症状が悪化している場合は、自己判断せず医療機関を受診しましょう。突然の激しい頭痛やろれつが回らない、手足のしびれなどを伴う場合は速やかな受診が必要です。

Q. 鍼灸で慢性頭痛の相談はできますか?

A. 慢性頭痛でお悩みの方から鍼灸施術についてご相談いただくことがあります。症状や生活習慣を確認し、一人ひとりに合わせた施術をご提案しています。

まとめ

まだまだ研究段階ですが、長年頭痛で苦しんでいる人はマグネシウムが不足している可能性が大きいです。

マグネシウムは食事から意識的に摂取していても、加齢によって吸収率が悪くなったり、排尿によって排出されたり、カフェイン摂取やストレスなどさまざまな要因で吸収が悪くなるなど、目標の摂取量に届いていない人が多いです。

マグネシウムは食事から摂る経口摂取も良いですが、皮膚から直接摂る経皮吸収の方が吸収が良いです。

薬と違って「塗ったら今すぐに効く!」ほどの効果は期待できないかもしれませんが、継続して使用することできっと体調の改善に繋がります。