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腰とお尻が痛い!『仙腸関節炎』の治し方

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仙腸関節炎は、お尻の上の方、骨盤の出っ張っているところにある、『仙骨』と『腸骨』の関節が炎症し痛みがあらわれる疾患です。

慢性的な痛みや不快感をもたらし、生活の質を低下させることがあります。

ここでは、仙腸関節炎の原因、症状、診断、治療について詳しく解説していきます。

仙腸関節炎の原因

仙腸関節は骨盤にある関節であり、その構造上、足を大きく左右に開いたり、足を組む癖があったり、腰を大きく捻るなど、骨盤に左右非対称の大きな力が加わることで負荷がかかり関節炎を起こします。

仙腸関節炎の症状

仙腸関節炎の症状は個人によって異なりますが、主な症状は以下の通りです。

  • 仰向けで寝ることができない
  • 痛い方を下にして寝ることができない
  • 動き始めが痛みが強い
  • 朝起きたとき腰が痛い
  • 座っているのが辛い  など

仙腸関節炎の症状は片側にのみ痛みが出現する特徴があり、約50%がお尻の痛みとそけい部の痛みです。

似たような症状に、腰椎椎間板ヘルニアがあり、よく勘違いされますが検査をすることで痛みの原因が違うことが分かります。

仙腸関節炎の診断

仙腸関節炎の診断は整形外科など医師免許を持った医師が行います。

整骨院や整体院のような施設には医師免許を持った医師がいないため医学的な症状名を決定する確定診断を行うことができません。

確定診断するためには、問診をはじめ、身体検査および画像検査を行うことで総合的に判断します。

X線、MRI、CTスキャンなどの画像検査は、仙腸関節の炎症や変形を評価するために役立ちます。また、血液検査や関節液の検査も、関節炎の診断に役立ちます。

病院で行われる一般的な仙腸関節炎の治療

整形外科なので行われる仙腸関節炎の治療は、症状の軽減や関節の機能の維持を目的として以下の治療法が行われます。

①物理療法

まずは運動療法やストレッチ、温熱療法などによって関節の柔軟性を向上させ、関節の安定性を高める筋肉トレーニングを行います。

②薬物療法

痛みがある場合に、抗炎症薬や疼痛治療薬が症状に合わせて処方されます。

運動療法で症状の改善が乏しい場合、痛みが強い場合は、局所的にブロック注射を行い痛みを麻痺させることもあります。

③リラクゼーション法

心身の緊張を緩和させるリラクゼーション法により、疼痛や不快感を緩和させます。

鍼灸整骨院かまたきでにおける仙腸関節炎の治療について

鍼灸整骨院かまたきでは、仙腸関節炎の治療を行うことができます。

上記でもお話した通り、整骨院なので症状に医学的な症状名を付ける確定診断をすることはできません。しかし、診断名が仙腸関節炎であってもそうではなくても、患者さまの訴える症状に合わせた治療を行うことができます。

回復までの目安

仙腸関節炎が改善されるまでの目安は、通院の仕方や症状により個人差がありますが、おおむね2週間程度です。

1度の施術で劇的に改善される方もいますし、3か月経っても痛みを訴える方もいます。

通院の目安は、はじめのうちは週に2~3回程度しっかり通うことで早期回復が目指せます。

関節に『潤滑油』を流す

仙腸関節炎は、上半身と下半身をつなぐ骨盤にある仙腸関節に過度の負担がかかることで起こります。

身体の真ん中にある骨盤は、さまざまな動きをする要になる関節であり、衝撃を吸収する役割を担っているため負担がかかりやすい場所です。そのため無理な動作や過剰な負荷によって炎症を起こすことも多いです。

関節には『潤滑油』という、関節の動きをスムーズにする油が流れています。

通常、関節は動かすことで軟骨組織が常にすり減って損傷していきます。

しかし、潤滑油が流れているおかげで関節の摩擦によるすり減るのを軽減してくれます。

仙腸関節に潤滑油を円滑に流すには、筋肉の硬さを取り除き、関節の動きをスムーズにする施術を行っていく必要があります。

イメージとしては腰のもみほぐしや、股関節の柔軟性を上げる体操や骨盤矯正などです。

骨盤の左右のバランスが悪い場合には姿勢指導や、場合によっては姿勢を維持するために必要な筋肉を鍛える運動指導も行います。

関節は動かして治す

関節は使うことで常にすり減りますが、通常、細胞が元気であれば新しい組織が盛んに合成されることですり減った関節を修復します。

つまり、すり減る速度に修復速度が追い付いていれば関節は常に元気でいられます。

極論、関節が炎症しても安静にしていれば自然治癒力により損傷した関節は修復されます。

しかし、通常の生活において腰にある仙腸関節に負担をかけない動作はありません。座っていても寝ていても常に仙腸関節には負担がかかってしまいます。

また、なるべく仙腸関節の負担を減らそうを動くことで違う関節を痛めてしまう可能性もあります。

ですから、痛めた関節は早めになんとかする必要があります。

そこで、関節の修復には、酸素と栄養が必要なのですが、この栄養と酸素を運ぶのが潤滑油です。

潤滑油は、関節の軟骨組織に浸み込んで痛んだ関節を修復してくれるのですが、潤滑油が軟骨組織に浸み込むためには関節の運動が必要なのです。

関節が痛いとき、ある程度安静にすることは大事ですが、安静にし過ぎることで関節運動がなくなると潤滑油も流れなくなってしまうので組織を修復することができません。

整骨院での施術は、症状に合わせて『動かし過ぎず動かす』ことで関節の修復を促し、早期回復をめざします。

まとめ

仙腸関節炎は、腰周辺の炎症を特徴とする慢性的な疾患です。

適切な治療や姿勢の維持、筋肉の強化により関節の機能を上げ症状を緩和することが可能です。

整形外科などで薬を飲み続けることに不安を感じている方、ブロック注射をしなければ日常生活が

ままならない方、手術を勧められて迷っている方は一度、鍼灸整骨院かまたきにご相談ください。

整骨院は、あなたが本来持っている自分の身体を自分で治そうとする力、すなわち『自然治癒力』を向上させ、身体が元気になるお手伝いをする場所です。