
アキレス腱炎は、運動などによる繰り返される負担や加齢による腱の柔軟性の低下によって、アキレス腱に負担がかかることで痛みや腫れが生じる足の病気です。
運動している人に多く見られる症状ですが、加齢や運動不足によって腱の弾力性が低下してくることでも起こるため、特に運動習慣のない中高年は注意が必要です。
アキレス腱炎の原因
繰り返されるアキレス腱への負荷によって腱に炎症が起こります。
アキレス腱への負荷によって起こる微細な腱の損傷は休息することで修復されますが、修復されないうちに再び負荷がかかるような行動をすることで修復が追い付かず腱に炎症が起こります。
アキレス腱炎の主な原因は、大きく以下の2つに分けられます。
①アキレス腱の使い過ぎ
ジャンプのような高負荷な運動やランニングなどによる繰り返される負荷がかかった後、十分に休息を取らずに再びアキレス腱に過剰な負荷がかかることで炎症を起こすことがあります。
また、靴が足に合っていないことによる足への負担によってアキレス腱炎を発症することがあります。
②加齢による腱の柔軟性の低下
40歳以上になってくるとコラーゲンの減少などにより、アキレス腱やその周辺の筋肉の柔軟性が低下するためアキレス腱にかかる負荷が大きくなり、アキレス腱炎を発症するリスクが高まります。
アキレス腱炎の症状
初期症状は、アキレス腱周辺に感じる軽い痛みや動かしにくさなどの違和感です。症状は運動直後のみあらわれ、痛みや腫れといった症状はすぐに改善するため日常生活では支障が無いことが多く、ほったらかしにしてしまいがちですが、慢性化してしまうと歩行困難やアキレス腱断裂のリスクが高まります。
- ふくらはぎの下の方からかかとにかけて痛む
- アキレス腱周辺の赤みや腫れ、熱感
- 動き出しにかかとに痛みを感じる
- 動き出しに突っ張りやこわばりを感じる
- 起床時にこわばりや硬さを感じる
- つま先立ちが痛い
- アキレス腱周辺からかかとにかけて押すと痛む などなど
アキレス腱炎にかかりやすい人
走る・飛ぶ・跳ねるなどの激しいスポーツ(陸上・バレーボール・バスケットなど)をする人に多く起こりますが、運動以外にもリスクが高い人がいます。
- 男性
- 年齢(40歳以降は特に注意が必要)
- 肥満
- 偏平足 など
アキレス腱炎の改善法
アキレス腱に、腫れや熱感、痛みや動かしにくさを感じたらなるべく早期に対処しましょう。
腱の炎症の原因の多くは足の使い過ぎによって起こるため、ただちに運動を中止して安静に過ごすことが大切です。
治療の基本は手術などは行わない保存療法になります。
痛みが強い場合は、鎮痛剤を服用する、アイシングする、湿布を使用するなどしてアキレス腱になるべく負荷がかからないようにして過ごしましょう。
アキレス腱炎の予防法
専門家に診てもらってしっかり治すことが最重要ですが、日常的に自分自身で行えるケアをしてアキレス腱炎を予防しよう!
- 運動回数や強度を見直し、アキレス腱に負担がかかり過ぎないようにする
- 運動フォームの改善
- 足に合った靴を選ぶ(かかとがすり減っていたら新しくする)
- ストレッチで筋肉や腱の柔軟性をアップさせる
- 筋肉トレーニングで強い筋肉を育てる
- 運動時はサポーターを使用することで足の安定性を高める
- 運動後はアイシングをし、腱の炎症を素早く鎮める
- 普段から足をあたため血行を良くする
『鍼灸整骨院かまたき』で行うアキレス腱炎の施術
アキレス腱炎は、筋肉や腱のトラブルなので整骨院の得意分野です。安心してご相談ください。
痛みが強い時は炎症が広がっているところなので、アイシングを行いそれ以上痛みの範囲を拡大させないことが大切です。
また、痛みが強い場合は、痛みが落ち着いてから施術するのが基本ですが、当院では電気を使い筋肉や腱の奥にアプローチすることで痛みの早期消失をはかります。
施術は、手技療法が基本です。
アキレス腱炎の原因はアキレス腱だけでなく、それ以外の部分も関係しているという仮説の元身体を診ることで、太ももや股関節、骨盤などの骨格の調整も行うことがあります。
手技療法に加え、場合によっては鍼治療を行うこともあります。
症状が良くなってきたら、運動療法も取り入れて再発の無い身体を目指します。