モートン病（モートンニューローマとも呼ばれます）は、足の指の付け根の部分に痛みやしびれを感じる病気です。特に第三指と第四指の間で起こりやすく、長時間歩いたり走ったりすると痛みがひどくなることがあります。
どんな症状があるの？
モートン病の主な症状は以下の通りです
痛み
足の指の付け根がズキズキ痛むことが多いです。
しびれ
痛みと一緒に、指がしびれる感じがすることがあります。
チクチク感
足の裏に小さな石が入っているような違和感を感じることがあります。
つかえる感じ
指が動かしにくくなることもあります。
どうしてモートン病になるの？
モートン病の原因は、足の指の間を通る神経が圧迫されることです。具体的には、以下のようなことが原因になります
きつい靴
サイズが合わない靴や、つま先が狭い靴を履いていると、指の間の神経が圧迫されます。
長時間の立ち仕事や歩行
長時間立っていたり歩いたりすると、足に負担がかかります。
ハイヒール
ヒールの高い靴を履くと、足の前の部分に体重がかかり、神経が圧迫されます。
どうやって治すの？
モートン病の治療方法はいくつかあります。軽い症状の場合、次のような方法で改善することが多いです
靴の見直し
足に合った、広いつま先の靴を選びましょう。
インソール
足の負担を軽減するための特別なインソールを使います。
休息
足を休め、無理に歩いたり立ったりしないようにします。
痛みがひどい場合や、長期間続く場合は、以下のような治療が必要になることもあります
薬物療法
痛みを和らげるための薬を使うことがあります。
物理療法
足のストレッチやマッサージを行います。
注射
炎症を抑えるためのステロイド注射を行うことがあります。
手術
最終手段として、手術で圧迫されている神経を解放することがあります。
まとめ
モートン病を患っていると、日常生活に支障が出ることがあります。特に、痛みやしびれがひどいと、学校の体育の授業や遊びの時間も楽しめなくなることがあるでしょう。
でも、適切な治療と対策を取れば、痛みを軽減し、普通の生活に戻ることができます。足に優しい靴を選び、無理をせずに休息をとることが大切です。また、もし痛みが続くようなら、早めにお医者さんに相談することも忘れないでください。
モートン病と共に生活することは大変かもしれませんが、きちんと対策を取ることで、痛みを減らし、楽しい毎日を取り戻すことができます。