
突然腰に強い痛みが出る「ぎっくり腰」。痛くて動くのもつらい時、「ロキソニンを飲めば楽になる?」「飲んでも効かないのはなぜ?」「いつまで飲んでいい?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
ロキソニンの有効成分であるロキソプロフェンは、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)に分類される薬です。痛みを軽減する目的で使用されますが、ロキソニンを飲めばぎっくり腰の原因そのものが治るというわけではありません。
また、強い腰痛の中には、自己判断で痛み止めだけを使用して様子を見るより、医療機関での診察を優先した方がよいケースもあります。
この記事では、ぎっくり腰にロキソニンは効くのか、効かない時に考えたいこと、服用する際の注意点、ぎっくり腰になった時の過ごし方、病院へ行った方がよい症状について解説します。
- 1 ぎっくり腰にロキソニンは効く?
- 2 ロキソニンを飲めばぎっくり腰は治る?
- 3 ロキソニンが効かない腰痛もある?
- 4 ロキソニンが効かない時に量を増やしていい?
- 5 ロキソニンは何時間効く?
- 6 ぎっくり腰でロキソニンはいつまで飲む?
- 7 ロキソニンを飲む時に注意した方がいい人は?
- 8 ロキソニンで痛みが減ったら動いてもいい?
- 9 ぎっくり腰は安静にした方がいい?
- 10 ぎっくり腰は冷やす?温める?
- 11 ぎっくり腰でお風呂に入ってもいい?
- 12 ぎっくり腰でコルセットは使っていい?
- 13 ぎっくり腰でストレッチしていい?
- 14 ぎっくり腰は何日で治る?
- 15 ロキソニンが効かない時に病院へ行った方がいい?
- 16 ぎっくり腰を繰り返す場合は?
- 17 鍼灸整骨院かまたきでのぎっくり腰への対応
- 18 よくある質問
- 19 まとめ
- 20 腰痛について詳しく知りたい方へ
ぎっくり腰にロキソニンは効く?
ロキソニンは、ぎっくり腰などによる腰の痛みを軽減する目的で使用されることがあります。
ロキソニンの有効成分であるロキソプロフェンはNSAIDsに分類され、痛みや炎症に関係する物質が作られる過程に作用します。
そのため、「動くと腰が痛い」「寝返りがつらい」「立ち上がる時に痛い」といった症状がある場合に、痛みを和らげる目的で使用されることがあります。
ただし、すべての腰痛に同じように効くわけではなく、効果の感じ方にも個人差があります。
ロキソニンを飲めばぎっくり腰は治る?
ロキソニンは痛みを軽減するための薬であり、「飲めばぎっくり腰そのものが治る」と考えるものではありません。
そもそも「ぎっくり腰」は病名ではなく、突然起こる強い腰痛を表す一般的な呼び方です。
腰痛の原因を「筋肉が切れた」「肉離れを起こした」などと一つに決めることはできません。
そのため、ロキソニンを飲んで痛みが軽くなった場合も、薬が効いている間に無理をするのではなく、身体の状態を確認しながら日常生活へ戻していくことが大切です。
ロキソニンが効かない腰痛もある?
ロキソニンを使用しても「ほとんど痛みが変わらない」と感じることはあります。
しかし、ロキソニンが効かないというだけで腰痛の原因を特定することはできません。
痛みの強さや原因、症状が出てからの期間などによって、薬の効果の感じ方は異なります。
特に、ロキソニンを使用しても非常に強い痛みが続く場合や、腰痛以外の症状を伴っている場合には、「薬が効かないからもっと飲もう」と自己判断するのではなく、医療機関への相談を検討してください。
ロキソニンが効かない時に量を増やしていい?
自己判断で服用量や回数を増やすことは避けてください。
処方されたロキソニンの場合は医師・薬剤師から指示された用法用量に従い、市販薬の場合は商品の添付文書に記載された用法用量を守って使用します。
「1回飲んだけれど効かないから追加する」「決められた間隔より短い時間で飲む」といった使用はしないようにしてください。
他の痛み止めや風邪薬などにもNSAIDsなどが含まれている場合があるため、複数の薬を使用している方は薬剤師や医師へ確認することも大切です。
ロキソニンは何時間効く?
ロキソニンの効果が現れるまでの時間や持続する時間には個人差があります。
「何時間効くから、この時間になったら次を飲む」と自己判断するのではなく、処方薬であれば処方内容、市販薬であれば添付文書に記載された用法用量に従ってください。
現在の記事では「30分~1時間で効き、4~6時間持続する」と時間を固定していましたが、薬の使い方を判断する基準として一律に示すより、実際に使用している薬の説明に従う方が安全です。
ぎっくり腰でロキソニンはいつまで飲む?
服用期間についても一律に「○日まで」と決めることはできません。
処方薬の場合は医師・薬剤師の指示に従います。市販薬の場合には、その製品の添付文書に従ってください。
痛みが続くからといって漫然と自己判断で使用を続けるのではなく、症状が改善しない場合には医療機関や薬剤師へ相談することが大切です。
特に、腰痛が長期間続いている場合には、痛み止めを続けるだけではなく、腰痛の状態を確認してもらうことを検討しましょう。
ロキソニンを飲む時に注意した方がいい人は?
ロキソプロフェンを含む薬には、使用できない場合や注意が必要な場合があります。
例えば、過去に痛み止めでアレルギー症状や喘息発作が起きたことがある方、胃・十二指腸などの病気がある方、腎臓・肝臓・心臓などの病気がある方、妊娠中の方などは特に注意が必要です。
ただし、薬の種類や本人の状態によって判断は異なります。
持病がある方、妊娠中・授乳中の方、他の薬を服用している方などは、自己判断せず医師・薬剤師へ確認してください。
ロキソニンで痛みが減ったら動いてもいい?
痛みが軽くなったからといって、急に重い物を持ったり、激しい運動を始めたりする必要はありません。
一方で、腰痛があるからといって長期間まったく身体を動かさずに過ごすことが適切とも限りません。
強い痛みがある時には無理をせず、症状が許す範囲で日常生活を続けていくことを考えます。
「ロキソニンを飲めば動いても大丈夫」という判断ではなく、薬を飲んだ後も身体の状態を確認しながら行動してください。
ぎっくり腰は安静にした方がいい?
ぎっくり腰になると「しばらく寝たまま安静にした方がいい」と考える方もいます。
痛みが非常に強く動くことが難しい時には、無理をする必要はありません。
一方、少しずつ動けるようになってきた場合には、痛みが許す範囲で普段の日常生活へ戻していくことを考えます。
「発症から48時間は絶対安静」「3日目から必ず動く」といったように、時間だけで全員の行動を決める必要はありません。
ぎっくり腰は冷やす?温める?
「ぎっくり腰になったら48時間は必ず冷やす」という考え方で全員に対応する必要はありません。
急に腰を痛め、熱っぽさなどがあり、冷やすことで楽に感じる場合には短時間の冷却を利用することがあります。
反対に、温めた方が楽に感じる場合もあります。
冷やす・温めるのどちらであっても、症状が明らかに悪化する方法を続けないことが大切です。
腰痛を温める・冷やす判断について詳しく見る
https://kamataki-seikotsu.com/hot-cold/
ぎっくり腰でお風呂に入ってもいい?
「ぎっくり腰になった日は絶対に入浴してはいけない」と一律に考える必要はありません。
ただし、強い痛みがある時には浴槽への出入りで腰に負担がかかったり、転倒したりする可能性があります。
無理に入浴する必要はなく、身体の状態に合わせて判断してください。
入浴によって腰痛が強くなる場合には控えましょう。
ぎっくり腰でコルセットは使っていい?
コルセットを使用することで動作がしやすく感じる方もいます。
ただし、「ぎっくり腰になったら全員が必ず装着する」「長期間装着すれば再発を予防できる」と考える必要はありません。
装着して楽に動ける場合に一時的に利用するなど、目的を考えて使用しましょう。
コルセットについて詳しく見る
https://kamataki-seikotsu.com/korusettsu/
ぎっくり腰でストレッチしていい?
強い腰痛がある時に、痛みを我慢して腰を伸ばす必要はありません。
特に、腰を曲げる・反らす・ひねることで痛みが強くなる場合には、「硬くなっているから伸ばさなければ」と無理にストレッチしないでください。
身体を動かせるようになってきたら、痛みが強くならない範囲で少しずつ身体を動かすことを検討します。
腰痛ストレッチについて詳しく見る
https://kamataki-seikotsu.com/sutoreltsuchi-youtsu/
ぎっくり腰は何日で治る?
ぎっくり腰の経過には個人差があります。
数日で大きく楽になる方もいれば、痛みや動きにくさが長く続く方もいます。
そのため、「2日間は激痛、1週間で治る、1か月で完全に治る」と全員に同じ経過を当てはめることはできません。
少しずつ改善しているのであれば経過をみることもありますが、痛みが悪化している、なかなか改善しない、脚の症状が出てきたなどの場合には医療機関への相談を検討してください。
ロキソニンが効かない時に病院へ行った方がいい?
ロキソニンが効くかどうかだけで、医療機関を受診する必要性を判断することはできません。
特に、
・大きな事故や転倒後に強い腰痛が出た
・脚に力が入りにくい
・脚のしびれや感覚異常が急に強くなった
・排尿や排便に異常がある
・会陰部にしびれや感覚異常がある
・発熱を伴っている
・安静にしていても非常に強い痛みが続く
・時間とともに症状が悪化している
などの場合には、自己判断でロキソニンだけを使用して様子を見るのではなく、医療機関へ相談してください。
危険な腰痛・病院へ行くべき症状について詳しく見る
https://kamataki-seikotsu.com/youtsuu-kiken/
ぎっくり腰を繰り返す場合は?
ぎっくり腰を繰り返している場合、「骨盤がゆがんでいるから」「筋肉が硬いから」など、一つの原因だけで説明できるとは限りません。
仕事での身体の使い方、活動量、運動習慣、睡眠、過去の腰痛など、さまざまな要素が関係する可能性があります。
そのため、再発を防ぐために一つの筋肉だけを伸ばしたり、特定の場所だけを施術したりするのではなく、どのような状況で腰痛を繰り返しているのかを確認することが大切です。
鍼灸整骨院かまたきでのぎっくり腰への対応
鍼灸整骨院かまたきでは、ぎっくり腰だからといって「この筋肉を傷めています」と最初から決めつけるのではなく、いつから痛むのか、どのような動作で痛むのか、前屈・後屈で症状が変わるのか、脚のしびれなどを伴っていないかなどを確認します。
そのうえで、身体の状態やご希望に合わせて整体や鍼灸などをご提案します。
また、症状によっては整骨院での施術よりも医療機関での診察を優先していただく場合があります。
千葉市若葉区の腰痛・ぎっくり腰|整体・鍼灸について詳しく見る
https://kamataki-seikotsu.com/relieve-back-pain/
よくある質問
ぎっくり腰にロキソニンは効きますか?
ロキソニンは、ぎっくり腰などによる腰の痛みを軽減する目的で使用されることがあります。ただし、すべての腰痛に同じように効くわけではなく、効果の感じ方には個人差があります。
ロキソニンを飲めばぎっくり腰は治りますか?
ロキソニンは痛みを軽減するための薬であり、飲めばぎっくり腰の原因そのものが治るという薬ではありません。
ロキソニンが効かない時は追加で飲んでもいいですか?
自己判断で服用量や回数を増やさないでください。処方薬は医師・薬剤師の指示、市販薬は商品の添付文書に記載された用法用量に従ってください。
ぎっくり腰でロキソニンは何日飲んでいいですか?
服用期間を一律に決めることはできません。処方薬は医師・薬剤師の指示に従い、市販薬は商品の添付文書を確認してください。症状が改善しない場合には医療機関や薬剤師への相談を検討してください。
ロキソニンを飲んで痛みが減ったら動いてもいいですか?
痛みが軽くなっても急に激しい運動や重い物を持つ必要はありません。身体の状態を確認しながら、症状が許す範囲で日常生活へ戻していくことを考えます。
ぎっくり腰は冷やした方がいいですか?
必ず冷やさなければならないわけではありません。急に腰を痛め、冷やすことで楽に感じる場合には短時間の冷却を利用することがあります。
ぎっくり腰でストレッチしてもいいですか?
強い痛みがある時に無理に腰を伸ばす必要はありません。身体を動かせるようになってきたら、痛みが強くならない範囲で少しずつ身体を動かすことを検討します。
ロキソニンが効かない腰痛は病院へ行った方がいいですか?
ロキソニンが効くかどうかだけで判断することはできません。脚に力が入りにくい、排尿・排便の異常、会陰部の感覚異常、発熱、大きな外傷後の強い腰痛などがある場合には医療機関へ相談してください。
まとめ
ロキソニンは、ぎっくり腰などによる腰の痛みを軽減する目的で使用されることがあります。
ただし、ロキソニンを飲めばぎっくり腰そのものが治るわけではなく、すべての腰痛に同じような効果が得られるわけでもありません。
また、「効かないから量を増やす」「決められた間隔より早く追加する」といった自己判断での使用は避け、処方薬は医師・薬剤師の指示、市販薬は添付文書の用法用量に従ってください。
ぎっくり腰になった場合も、「48時間は絶対安静」「必ず冷やす」「3日目から運動する」など時間だけで判断せず、現在の症状に合わせて無理のない範囲で日常生活へ戻していくことが大切です。
また、脚に力が入りにくい、排尿・排便の異常、会陰部の感覚異常、発熱、大きな事故や転倒後の腰痛などがある場合には、痛み止めだけで様子を見ず医療機関へ相談してください。
鍼灸整骨院かまたきでは、ぎっくり腰や繰り返す腰痛について、痛みが出る動作や身体の状態を確認したうえで、ご希望に合わせて整体・鍼灸などをご提案しています。

