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ロキソニンはぎっくり腰に効きくのか?

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ぎっくり腰など急性の痛みを発症した場合、1秒でも早く症状を鎮めたいものですね。

ぎっくり腰の痛みにロキソニンは効くのでしょうか?ロキソニンを飲んだらぎっくり腰は治るのでしょうか?

ここでは、ぎっくり腰とロキソニンの効果について解説していきます。

ロキソニンは即効性があるけど鎮痛効果時間は短め

ぎっくり腰で腰を痛めた直後ブラジキニンという炎症物質が発生することで痛みを強く感じます。

ブラジキニンは冷やすことにより炎症作用が落ち着くため、ぎっくり腰発生直後はあれこれせずに、とにかく患部を冷やして安静にすることが1番の対処法です。

そのため、ぎっくり腰で病院を受診した場合も、痛み止めや鎮痛効果のある湿布が処方され、安静にするように言われることが一般的です。

この時処方される痛み止めはロキソニンボルタレンというお薬が一般的です。

ロキソニンやボルタレンは即効性があるので素早く痛みを抑える効果がある一方、鎮痛効果の持続時間は短めです。

ロキソニンで痛みが治まった!は治ったわけではない

ロキソニンが効いて痛みが落ち着いてくると「治ってきた」と感じてしまうかもしれませんが、実はこれは大きな間違いです。

ロキソニンにぎっくり腰を治す効果はありません。

あくまでも痛みが発生する神経の活動を抑えただけに過ぎません

ぎっくり腰は、腰の筋肉や靭帯に急激な負荷がかかり腰の筋肉が肉離れを起こしたことで、激しい痛みやしびれなどの症状があらわれます。

ロキソニンを服用し痛みを発生している神経を遮断したとしても、損傷した筋肉が回復しなければ、重い物を持ったり、腰をかがめたりするだけで再びぎっくり腰を発症してしまいます。

ぎっくり腰はどのくらいで治る??

ぎっくり腰の応急処置

  1. アイシング
  2. 安静
  3. 当日の入浴はNG

痛みが強い場合は無理せずロキソニンなど痛み止めを飲み、できるだけ腰に負担のかからない姿勢を取り患部をよく冷やします。

ぎっくり腰発症から48時間は痛み成分がどんどん発生する期間ですので、炎症を広げないためにも、この間はなるべく患部を冷やしながら安静を保ちます。

身体が温まり血流が良くなることで痛みが広がり症状が強くあらわれてしまうので、痛めた当日はお風呂に入ることは避けましょう。

ぎっくり腰のときはどこへ行けば良い?

整形外科 

整形外科はレントゲンを撮ったりお薬を処方してくれます。

ただのぎっくり腰と思って軽く考えていたら重大な病気が発見されることもありますので、心配であれば整形外科へ行く事をおすすめします。

ただし、レントゲンは骨の状態を観察するものであり、ぎっくり腰の症状は筋肉で起こるため、レントゲンを撮っても原因がはっきり分からないことが多いです。

整骨院・接骨院・鍼灸院 

整骨院・接骨院・鍼灸院は国家資格を持った施術家が行う治療院です。

整骨院・接骨院は関節や筋肉に対する知識があり、ぎっくり腰を治すプロです。筋肉の状態を観察し、損傷している筋肉の回復を促す施術を行います。

ぎっくり腰のような筋肉の痛みに鍼灸院の治療は効果的です。特に鍼治療の効果は大きく、ツボを用いて痛みを遮断し、より深部の筋肉までアプローチできるため、ぎっくり腰の状態によっては「1日で治った」と感じる方もいます。

整体・カイロプラクティックなど 

整体やカイロプラクティックなどでもぎっくり腰に対する施術が得意な治療院もあります。中には、資格を持った方が行っている場合もありますが、整骨院などと違い、国家資格が無くても施術することが可能なため見極めが大切です。

マッサージ店 ×

ぎっくり腰のとき、マッサージ店へ行くのは問題外です。

マッサージ店は治療を目的としておらず、その店独自の研修だけでアルバイトがマッサージを行っているところが多くあるため、逆に症状が悪化してしまう可能性があります。

ぎっくり腰が治るまでの期間

ぎっくり腰の治療期間はおおむね1ヶ月程度です。

近年の研究で、安静にし過ぎると回復が遅くなることが分かっているので、3日目からは積極的に動くようにしましょう。

個人差はあるものの、動けないほどの激しい痛みは2日間ほど続き、3・4日目には徐々に動けるようになり、1週間ほどで痛みはだいぶ和らぎます。

ぎっくり腰は自然に治るのか?

ロキソニンを飲んでも飲まなくても1週間程度で痛みは自然に治まることから「ぎっくり腰は自然に治る」と言う方もいます。

しかし、痛みがなくなっただけで、損傷した筋肉の回復ができていないため、「治った」とは言えません。

痛みが治まっただけでは、腰に力を入れるだけでまたすぐにぎっくり腰になってしまいます。

痛みが和らいできたら、ぎっくり腰を発生させる原因となった筋肉や骨格を整え、再びぎっくり腰を起こさないよう身体のバランスを整えます。

ぎっくり腰を治す方法

ここまで読んでお分かりになっているかと思いますが、ロキソニンにぎっくり腰を治す効果はありません。

ロキソニンはあくまで、脳から出ている痛み信号を遮断する役割を担っているだけで、ロキソニンの成分が腰痛を改善しているわけではありません。

新常識!ぎっくり腰は動いて治す

動けるくらいの状態になったら安静にし過ぎてはいけません。逆に腰を痛める原因となります。

腰の安静を保つために身体を動かさないことで、身体の他の部分の筋肉が弱くなったり硬くなったりして他に新たな痛みを発生させる原因となってしまいます。

腰の痛みが落ち着いてきたら、なるべく普段通りの生活を送り腰を動かすことを心がけましょう。

日常生活を送る中で万が一腰に不安があれば、ロキソニンなど痛み止めを服用しても構いません。

腰をかばい過ぎて安静時間が長引くより、ロキソニンを飲んでできるだけいつも通り動く方が回復が早いです。

コルセットの着用について

コルセットを付けることで、動きやすくなるのであれば、コルセットも有効です。しかし、コルセットの長期間の使用はおすすめしません。コルセットを付けることで腰の動きが制限され逆に筋肉が硬くなり痛み症状へつ繋がることも考えられます。コルセットは痛みが強いときのみ一時的に使うようにしましょう。

ぎっくり腰を1日でも早く治すコツ

激痛が治まってきたらロキソニンを服用しつつ、なるべく早いタイミングで身体を動かしましょう。

身体を動かすことで全身の血流を良くなり、損傷した筋肉の回復が早くなります。

  1. ぎっくり腰で痛めた筋肉を知ること
  2. 身体を動かすときは無理は禁物!痛みのない範囲で動くこと
  3. 腰に負担がかかる同じ姿勢を長時間とらないこと
  4. なるべく身体を温めて血流を良くすること
  5. タンパク質を意識的に摂ること
1・ぎっくり腰で痛めた筋肉を知ること

ぎっくり腰と一言で言っても、人によってどの筋肉を傷めるかは違ってきます。1日でも早く回復させるためには適切な治療院へ行き、痛めた筋肉を知ることが大切です。

2・身体を動かすときは無理は禁物!痛みのない範囲で動くこと

ぎっくり腰にストレスは禁物です。早く治りたいからと我慢して体操したり、無理にストレッチを行うのは逆効果です。ロキソニンを飲んで痛みを抑えてしまうと無理し過ぎてかえって腰に負担をかけ過ぎてしまうので、薬の服用は慎重に行いましょう。

3・腰に負担がかかる同じ姿勢を長時間とらないこと

ロキソニンを飲むことで痛みを忘れ、長時間同じ姿勢を取り続けてしまうのは危険です。

同じ姿勢を取ることで血液の流れが悪くなります。全身の筋肉をまんべんなく動かすことで血流が良くなり、ぎっくり腰を早く治すことができます。

4・なるべく身体を温めて血流を良くすること

身体が冷えていると血液の流れが悪くなり、身体を温めることで血液循環は良くなります。

血液循環が良いと損傷した筋肉の回復が早くなります。

また、血液循環が良ければ筋肉に疲労が溜まりにくく、再びぎっくり腰になる可能性も低くなります。

5・タンパク質を積極的に摂ること

痛みがあると食欲が落ちてしまいますが、筋肉の損傷であるぎっくり腰を1日でも早く回復させるためには、筋肉に必要な栄養を摂ることが大切です。特にタンパク質は筋肉の栄養分となるため、積極的に摂りましょう。

ぎっくり腰に良いセルフケアは?

パソコンやスマートフォンで検索すれば、欲しい情報がなんでも手に入る時代なのでセルフケアの方法はいくらでも見つかります。

しかし、損傷している筋肉が分からないのに、自己判断でケアを行うのはちょっと危険ではないでしょうか?中には『一日で治ったストレッチ』などもあり危険です。

良かれと思って行っていたストレッチが実は症状に合っていなくて、なかなか治らないなんてこともあります。

歩けないほどの症状でなければ、しっかり治すためにも一度治療院を受診することをおすすめします。

まとめ

ロキソニンはぎっくり腰の痛みを早く落ち着かせる効果があります。

しかしロキソニンは、痛みを抑える効果はあっても、筋肉の損傷までを治す成分は含まれていません。

なるべく早く、なるべく再発のないようにぎっくり腰を回復させるためには、適切な治療院へ行き、自分のぎっくり腰の原因を知ることが大切です。

ぎっくり腰を何度も繰り返さないよう、普段から腰に負担がかからない生活習慣を心がけ、血液循環を良くし、腰に疲労を溜めないことが大切です。