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関節リウマチは早期発見・早期治療で治しましょう

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関節リウマチの症状は、手の指や手首、肘、肩、ひざ、足首、足の指などの関節に炎症が起こり、腫れや痛みを伴う症状です。

関節リウマチの症状が進行すると、、関節が変形し日常生活に支障をきたす可能性があります。

『リウマチ』という言葉を聞くと高齢の方に起こる症状と思われがちですが、関節リウマチは遺伝的要素が強いため若い人でもなります。

ここでは、関節リウマチに関する知識と対処について解説していきます。

『リウマチ』と『関節リウマチ』は違う!関節リウマチとは何か?

リウマチ

一般的に呼ばれている『リウマチ』と『関節リウマチ』とはまったく異なるものです。

『リウマチ』は、年齢を重ねることで起こる軟骨のすり減りが原因となって骨に擦り傷ができ、動かすときに痛む『関節症』と呼ばれているものを指します。

例として、膝関節症、股関節症、指関節症、頸椎管狭窄症などがあげられます。

また、腰椎症、坐骨神経痛を代表とする神経が通る背骨のトンネルが狭くなる影響からくる神経痛も『リウマチ』に含まれます。

これらの症状は昔から湯治で癒すと良いとされていました。

関節リウマチ

一方、『関節リウマチ』の詳しい原因は不明とされていますが、通常、両側対称の関節に起こるとされており、手や足の指関節から始まることが多くいです。関節に炎症が多発する自己免疫疾患の一種であり、ただ痛いだけでなく関節が腫れあがって痛む慢性的な炎症性疾患です。

男女比では、女性が男性の3~4倍と多く、特に30~50代の更年期前後の女性に多く発症することが報告されています。

発症年齢は加齢に関係なく20~30代の若い方でも起こります。

関節リウマチの症状

  • 朝起きてすぐは手の指が開きにくい
  • 身体を動かしているうちに痛みが消失していく
  • 関節を動かしていなくても痛みや、熱がこもった感じがある
  • 両手、両足など関節の痛みが左右対であらわれる
  • 微熱が続く
  • 良く眠れない(睡眠障害)
  • 食欲がない  など。

関節リウマチは、関節を動かさなくても痛みが生じるという点が他の関節症状とは違う点です。

この痛みは、特に朝起きた時や長時間休息後に顕著に現れます。この疾患は波がある疾患であり、症状が悪化したり緩和したりすることがよくあります。

主な症状として、関節の炎症や腫れ、痛み、関節のこわばりや関節の運動制限をはじめ、症状が進行すると軟骨や骨の破壊や損傷により手の指が曲がるなどの変形が引き起こされることがあります。

また、関節の症状だけでなく全身にも影響を与えることがあります。疲労、発熱、筋肉の痛み、食欲不振、睡眠障害などの全身症状が関節リウマチが原因で現れることがあります。

その他、関節の変形や破壊、軟骨の損傷などが起こることで、日常的な動作に大きな影響を与えることが考えられます。

関節リウマチの症状は、心臓や肺など他の臓器や組織にも影響を及ぼすことがあり、関節の炎症よりも内臓の症状が大きく出る場合には『膠原病』と呼ばれます。

関節リウマチの原因

関節リウマチの発症要因はまだ完全には解明されていません。

最近やウイルス感染、過労やストレス、出産をきっかけになど複雑に要因が絡み合い、免疫システムが異常を引き起こすことによって発症します。

通常、免疫システムは身体を守るために働きますが、関節リウマチでは誤って自身の組織を攻撃し、関節の滑膜を炎症させることで起こります。

遺伝的要因として、家族に関節リウマチを持つ人は、リスクが高くなる可能性があります。

関節リウマチの治るのか

中には10%未満の確率で、幸運にも自然に治ってしまう方もいるようですが、進行してしまった関節リウマチを治すことは非常に困難です。

しかし、昔は不治の病と言われていた関節リウマチが、医療の大幅な進歩により、症状を気にせず日常生活を送ることができるほどになりました。

特に、発症して1~2年以内に標準的なレベルの治療を開始することができれば、変形が進行して最悪手術を選択しなければならない状況は免れます。

発症初期から早期に適切な治療を行うことで約15%の方が2年以内に痛みや腫れなどの症状がほぼ消失しているというデータもあります。

そして、50%の方が完全に症状が消失するまでにいたらなくても、日常生活に影響がない程度まで改善されています。

整骨院で関節リウマチの治療は可能か?

関節リウマチは整骨院で改善が見込める筋肉や腱、骨などの異常ではないので、整骨院での治療は難しいです。

医師による診断でハッキリと関節リウマチという診断が出た場合は病院で治療を受けることをお勧めします。

しかし、整骨院で施術を行うメリットもあります。

関節リウマチによる痛みや腫れ、こわばりや動かしにくさなどは、整骨院で行うことができる施術によって痛みの緩和をはかることができます。

原因が関節リウマチからくる痛みであっても、周辺筋肉にかかる負荷やそれによって起こる不調もあるため、そういった症状に対しては整骨院でも対応することができます。

また、整骨院では関節リウマチが改善するための直接的治療はできませんが、日常生活における運動指導や独自の施術を行うことで、関節リウマチの悪化や進行を防ぐお手伝いをすることができます。

関節リウマチに鍼が効くって本当?!

関節リウマチによる痛みや腫れなどの症状の改善に鍼灸治療は効果を得ることが可能であるとWHO(世界保健機構)でも認められています。

そのため、リウマチの改善に鍼灸治療を行っている人はたくさんいます。

しかし、鍼灸治療を行ったからといって症状が完全に完治するというわけではありません。

鍼には鍼独特の効果として、『鎮痛・消炎』という効果があり、鍼を行うことで、関節リウマチの痛みを抑えて関節の炎症を鎮めることができます。

それにより、関節リウマチによる症状を緩和し、日常生活が楽になると痛みによるストレスや関節の炎症によるこわばりや動きにくさが解消されます。

鍼灸の効果

鍼治療を行うことで硬くなっている筋肉をほぐし筋肉の働きを上げることで、血液の通り道である血管が開き、血液がスムーズに流れるようになります。

血液は新しい酸素と栄養を全身に送り届ける役割をしているため、血液の流れがスムーズになることによって細胞が元気になり症状の改善に繋がります。


また、鍼灸治療は自律神経のバランスを整える効果もあります。

関節リウマチの影響から、身体的ストレスや心的ストレスが大きくなり睡眠障害や食欲不振などの症状が出ている場合、自律神経のバランスが崩れていることが考えられるため、鍼灸治療による効果が期待できます。

まとめ

関節リウマチは筋肉や骨からくる症状ではないため、自力での改善は難しいです。

しかし、早期に発見して、適正な治療を行うことで症状が消失または軽減することができます。


医師の治療と並行して整骨院の施術を行うことは効果的です。

特に鍼灸治療によって得られる効果は高く、薬物療法や標準治療ではなかなか改善の兆しが見られない方はぜひ整骨院へご相談ください。