テニス経験がなくても発症する!!肘の外側の痛み『テニス肘』とは?

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テニス肘はその名前に「テニス」が付いていますが、テニス以外の理由でも起こります。

重い物を持つときや、ペットボトルを開ける動作などで肘に痛みなどの症状を感じたら、テニス肘である可能性があります。

症状が軽度であれば安静にすることで治ってしまう場合もありますが、多くの場合、放っておいても治ることはありません。

ここではテニス肘についての知識と、対処法や改善策について解説していきます。

テニス肘とは?

テニス肘は、腕の使い過ぎ(オーバーユース)が原因で生じるスポーツ障害の1つです。

テニスなどの際、腕にかかる繰り返される負担によって肘に痛みや腫れ、熱感などの症状が起こります。

医学的には『上腕骨外側上顆炎』(じょうわんこつがいそくじょうかえん)と言います。

テニス・バドミントン・卓球・剣道・ゴルフなど、道具を腕で使うスポーツでの発生が多いですが、特にテニスで発症する人が多いため『テニス肘』と呼ばれています。

テニス肘の主な症状

テニス肘かどうかを確認するには、肘の外側に痛みを感じるかどうかで判断します。

肘の外側から前腕(肘から手首)にかけて痛みが生じます。

肘の外側に感じる痛みや腫れ熱感の他、ラケットなど握る動作、ドアノブを回す、タオルを絞るなど手首を曲げる動作で痛みが強くなることがあります。

症状が軽度のうちは動かしたときのみ痛みを感じますが、悪化してくると安静時でも常に痛みが続くようになります。

テニス肘の原因

以下のようなことが原因となり肘に負担がかかることでテニス肘を発症します。

  • スポーツによるオーバーユース
  • 不適切なフォームによる負担
  • パソコンの長時間作業による腕にかかる負担
  • 料理人などが重い鍋などを振ることによる負担
  • 筋肉バランスの悪さや筋力不足による負担
  • 加齢による腱の変形やコラーゲンの減少 など

特にスポーツをしていなくても、筋肉量の少ない女性や、加齢による老化によって40~50代の年齢層で多く発症します。

スポーツや仕事の動作による負担、年齢による腱の硬さやコラーゲンの減少などさまざまな原因が重なり、日常的に繰り返される動作によって、肘周辺の筋肉や腱が炎症しテニス肘が発症します。

また、普段から姿勢が悪い人は不良姿勢によって腕にかかる負担が大きく、テニス肘を発症するリスクが高くなります。

テニス肘の治療法

テニス肘は、軽症であれば数週間から1ヶ月程度で良くなります。

痛みが弱い場合、積極的に治療を受けない人も多く、日常的に発生する原因がはっきりしない痛みは我慢してしまう人が多いです。

しかし、日常生活で起こる損傷は生活の中で避けることができないことが多く、重症化リスクが高くなります。

重症化すると回復まで時間がかかったり、完全に回復することが難しく最悪の場合、手術をしなければならなくなってしまうため、症状に気が付いたらなるべく早期に回復するための努力をしましょう。

適切な治療を受けることで、約80%の人が1年以内に治るという報告があります。

保存療法

テニス肘の治療では、一般的には手術を伴わない保存療法が選択されます。

  • 安静
  • 痛みを和らげるバンドの使用
  • テーピング
  • 手技によるもみほぐしや整復
  • ストレッチや筋力トレーニングなどのリハビリ
  • 痛みを和らげる薬や注射の使用

まずは、肘や手首を安静にすることで痛みや炎症の広がりを抑えます。

痛みが強い時はアイシングすることで痛みが緩和されます。

よく「湿布を貼っておけば治りますか?」と聞かれますが、湿布は患部を治すものではないので、湿布を貼っていても治りません。湿布の種類によっては鎮痛剤入りの物もありますが、ひんやりしていて気持ちがいいもの…程度と考えてください。

テニス肘 自分で出来る対策

基本的には痛い時は安静にし、痛みが強い場合はアイシングします。

激痛が落ち着いたからと言って無理に動かしてしまうと、またすぐに炎症してしまう可能性があるのでしっかりと3週間程度は安静にして過ごしましょう。

(痛みが強い場合や症状が重い場合はこの限りではありません。)

安静期間は手首や肘を伸ばすような軽いストレッチが有効です。しかし、早く治したいからと言って強く伸ばしたり、1日に何度も行ってしまうと悪化する可能性があるのでやめましょう。基本的には安静にして過ごすよう心掛けてください。

また、痛みを確かめるような動きや自己流でマッサージは、症状を悪化させる可能性があるのでやめましょう。

『鍼灸整骨院かまたき』で行うテニス肘の治療

整骨院では薬や注射を使うことができませんが、主に手技による施術で回復を目指します。

当院では、主に以下の3点からアプローチします。

  1. 手技療法(マッサージのようなもの)
  2. 電気療法
  3. 鍼治療

どの方法も、硬くなっている筋肉の硬さを取り除き、筋肉の働きを上げることを目指しています。

筋肉の硬さが取り除かれれば、血液の流が良くなります。血液の流がスムーズになることで患部に新鮮な酸素と栄養が運ばれ、傷ついた細胞や組織を修復します。この力は自然治癒力と呼ばれるもので、人間に本来備わっている力です。整骨院で行う施術は自然治癒力を最大限に引き出すことを目的としています。

鍼灸整骨院かまたき