子どもも疲れる?肩こり・腰痛・姿勢不良が起こる原因と改善方法を解説

「子どもなのに疲れたと言うことが増えた」「肩や首が痛いと言っている」「勉強中の姿勢が悪い」「部活と勉強でいつも疲れている」このようなお悩みはありませんか?

子どもは大人より若く回復力があるイメージがありますが、だからといって疲労や身体の痛みが起こらないわけではありません。学校の授業、部活動、塾、宿題、スマートフォン、ゲームなどが重なると、長時間座ることや同じ姿勢が続くことが増えます。

スポーツ庁でも、子どもの体力・運動能力と、運動、学習、スクリーンタイム、食事、睡眠などの生活習慣との関係について調査が行われています。子どもの身体を考えるときは、姿勢だけを見るのではなく、運動・睡眠・休息・スクリーンタイムなど生活全体を確認することが大切です。

この記事では、子どもが疲れやすくなる原因、肩こり・腰痛・姿勢不良との関係、スマートフォンや勉強姿勢への対策、自宅でできるケア、医療機関を受診した方がよい症状、子ども整体の位置づけまで分かりやすく解説します。

子どもでも疲労を感じることはある?

もちろんあります。

学校へ行くだけでも、授業、体育、移動、友人関係などさまざまな活動があります。さらに部活動やスポーツ、塾、習い事、宿題などが重なると、子どもでも身体的・精神的な疲労を感じることがあります。

現在の記事では「子どもの疲れは寝れば治るのは昔の話」と表現していましたが、睡眠は今でも疲労回復にとって非常に重要です。ただし、睡眠不足や生活リズムの乱れ、身体活動不足などが続いていれば、寝るだけですべて解決するとは限りません。

現代の子どもは身体を動かす時間が少なくなりやすい

学校では座って授業を受け、自宅では宿題、動画、スマートフォン、ゲームなど、座って過ごす時間が長くなりやすい生活環境があります。

スポーツ庁でも、幼児期からの運動習慣形成の課題としてスクリーンタイムの増加を挙げ、身体を動かす時間を増やすことと、身体を動かさない時間を減らすことの両方が大切だとしています。

運動が得意な子どもだけが身体を動かせばよいわけではありません。外遊び、散歩、鬼ごっこ、ボール遊び、自転車など、日常生活の中で楽しく身体を動かすことも大切です。

スマートフォンやゲームで身体は疲れる?

スマートフォンやゲームそのものが悪いわけではありません。

問題になりやすいのは、長時間同じ姿勢を続けることです。スマートフォンを膝の近くで見ると、首を下へ向けた状態が長くなりやすく、首や肩に疲労感を感じることがあります。

また、ゲームや動画に集中すると、1〜2時間ほとんど姿勢を変えないこともあります。

スポーツ庁も、子どもの生活習慣を考えるうえでスクリーンタイムを重要な項目の一つとして扱っています。

スマホ首とは?

一般に「スマホ首」という言葉は、スマートフォンなどを見るときに頭が前へ出た姿勢を表すために使われます。

ただし、これは正式な病名ではありません。

また、「胸鎖乳突筋が硬くなるからめまいや頭痛が起こる」と一つの筋肉だけで症状を説明することもできません。現在の記事にはそのような説明がありますが、今回のリメイクでは削除します。

大切なのは、「スマホ首を治す」というより、長時間下を向き続けない、画面の高さを調整する、定期的に姿勢を変えることです。

勉強中に肩や首が疲れる理由

勉強するときは、教科書やノートを見るために頭を少し下へ向けます。

短時間なら問題ありませんが、何時間も同じ姿勢が続くと、首や肩、背中などに疲労感を感じる場合があります。

このとき「正しい姿勢を何時間も維持する」ことだけを目標にする必要はありません。

どれだけ良い姿勢でも、長時間同じ状態を続けるのは簡単ではありません。

30〜60分程度を目安に一度立つ、肩を動かす、少し歩くなど、定期的に姿勢を変える習慣をつける方が実践しやすいでしょう。

猫背になると集中力が落ちる?

現在の記事では、「猫背になると胸が縮まり、酸素が十分に入らず、脳へ酸素が送れないため集中力が落ちる」と説明していました。

この説明は削除します。

姿勢だけで集中力が決まるわけではありません。

集中力には、睡眠、疲労、学習環境、ストレス、食事、興味、スクリーンタイムなどさまざまな要因が関係します。

猫背を直せばテストの点数が上がる、整体で姿勢を整えれば集中力が上がるといった一律の説明はできません。

子どもの猫背は悪いもの?

一時的に背中が丸まること自体は珍しいことではありません。

スマートフォンを見るとき、勉強するとき、ゲームをするときなど、人は状況に応じてさまざまな姿勢をとります。

問題は、猫背そのものというより、同じ姿勢を長時間続けて身体が痛くなったり、本人が動きにくさを感じたりしている場合です。

姿勢を見つけるたびに「背筋を伸ばしなさい」と注意し続けるより、机や椅子の高さ、画面の位置、休憩時間などを見直しましょう。

子どもに肩こりはある?

子どもでも首や肩の重さ、疲れ、痛みを訴えることはあります。

特に勉強やゲームなどで座っている時間が長い場合や、部活動で身体を繰り返し使っている場合などには、首や肩周囲に負担を感じることがあります。

ただし、子どもが「肩が痛い」と言ったからといって、すべてが単純な筋肉の疲労とは限りません。

強い痛みやしびれ、外傷後の症状などがある場合には医療機関で確認してください。

子どもに腰痛はある?

子どもでも腰痛が起こることがあります。

スポーツによる使い過ぎ、長時間の座位、ケガなどさまざまな原因があります。

特にスポーツをしている成長期の子どもで腰痛が繰り返される場合には、腰椎分離症などを確認する必要があるケースもあります。

そのため「子どもの腰痛だから筋肉をほぐせば大丈夫」と自己判断しないことが大切です。

運動不足だと疲れやすくなる?

運動習慣は子どもの体力づくりに重要です。

スポーツ庁も、身体を活発に動かす子どもや外遊びの時間が長い子どもほど、体力・運動能力が高い傾向があるとしています。

ただし、「運動不足だから血流が悪くなり代謝が落ちて疲労が蓄積する」と一つの仕組みだけで説明する必要はありません。

外遊びやスポーツなど、子ども本人が楽しめる方法で身体を動かす習慣をつけていくことが重要です。

子どもの疲労と過食は関係する?

現在の記事では「筋肉が疲労すると脳が大量のエネルギーを欲しがるため過食になり、お菓子を欲しくなる」と説明していました。

この部分は削除します。

食欲には、成長、運動量、食事内容、睡眠、生活リズム、心理状態など多くの要因が関係します。

成長期の子どもが食事量を増やすこと自体は珍しいことではありません。

「疲れてお菓子を食べる=代謝低下」と判断しないようにしましょう。

子どもの疲労でまず見直したいこと

子どもが「疲れた」と頻繁に言う場合には、身体だけを見るのではなく生活全体を確認しましょう。

特に確認したいのは、睡眠時間、就寝・起床時間、学校や塾の予定、部活動、運動量、スマートフォンやゲームの使用時間、食事などです。

スポーツ庁でも、運動、学習、スクリーンタイム、食事、睡眠といった生活習慣をまとめて子どもの体力との関係から調査しています。

睡眠時間を確保する

部活動や塾、宿題などが遅い時間まで続くと、どうしても睡眠時間が削られやすくなります。

疲れている子どもに対して、さらに運動やストレッチを増やす前に、まず十分な休息が取れているか確認することが重要です。

「疲れたときこそ運動すれば回復する」と一律に考える必要はありません。

スクリーンタイムを見直す

スマートフォンやゲームを完全に禁止する必要はありません。

ただし、夜遅くまで長時間使用している、数時間連続して同じ姿勢になっている場合には、使用時間や使い方を見直す価値があります。

途中で立つ、目を休める、身体を動かすなど、連続使用を避ける工夫をしてみましょう。

子どもの疲労にはストレッチをした方がいい?

身体がこわばっている場合には、痛みが出ない範囲で軽く身体を動かすことはできます。

ただし、「筋肉を柔らかくすれば疲労が取れる」というものではありません。

首を強く回したり、背中を無理に反らしたり、痛みを我慢してストレッチしたりする必要はありません。

入浴について

お風呂に入って身体を温めると、リラックスできる子どももいます。

ただし、「血流を改善すれば疲労物質が流れて疲れが取れる」と断定する必要はありません。

入浴はリラックスや睡眠前の習慣の一つとして考えましょう。

子どもの痛みを「成長痛」で済ませない

子どもが脚を痛がると、「成長痛だから大丈夫」と言われることがあります。

しかし、すべての脚の痛みが成長痛とは限りません。

スポーツ障害、骨・関節の病気、外傷などによって痛みが出る場合があります。

特に同じ場所を繰り返し痛がる、腫れている、歩き方がおかしい、運動中に痛みが強くなるなどの場合には医療機関で確認してください。

こんな症状は医療機関へ

子どもだからこそ、痛みを本人がうまく説明できないことがあります。

次のような場合には、整体だけで様子を見ず、小児科や整形外科などへ相談してください。

強い痛みが続いている、転倒や衝突などの外傷後から痛い、関節が腫れている、発熱を伴う、手足にしびれや力の入りにくさがある、夜中に痛みで目が覚める、歩き方が急に変わった、体重減少や強い倦怠感が続く場合などです。

子ども整体とは?

鍼灸整骨院かまたきでは、子どもの首・肩・背中・腰などの身体症状について相談を受けています。現在ページでは18歳・高校生までを子ども整体の対象としています。

ただし、「子ども整体で集中力が上がる」「姿勢を矯正すれば勉強効率が上がる」といった目的で施術を行うものではありません。

まず、どこが痛いのか、いつから症状があるのか、スポーツ歴、学校・塾などの生活習慣、睡眠、身体の動きなどを確認します。

骨盤矯正で子どもの姿勢は治る?

現在の記事では、必要に応じて骨盤矯正や骨格調整を行うと説明しています。

しかし、「骨盤が歪んでいるから子どもの姿勢が悪い」「骨格を正しい位置へ戻せば疲労が取れる」と一律には考えません。

姿勢は、身体の柔軟性、筋力、生活環境、机や椅子の高さ、活動量などさまざまな要因が関係します。

当院で施術を行う場合にも、身体を無理に矯正することを目的とせず、動かしにくさや筋肉の張りなどを確認しながら対応します。

子どもに鍼治療はできる?

子どもにも鍼治療を行う場合がありますが、年齢、症状、本人の希望などを確認することが重要です。

鍼が怖い子どもに無理に施術する必要はありません。

また、鍼を受ければ疲労回復が早くなったり、集中力が上がったりすると一律に説明することはできません。

身体の痛みや筋肉の緊張などに対して、必要に応じて補助的な方法として検討します。

子ども整体で大切にしたいこと

子どもの身体を考えるときに最も重要なのは、「痛いところを毎回ほぐすこと」だけではありません。

睡眠が足りているか、運動量は適切か、スポーツの負荷が強すぎないか、長時間スマートフォンを使っていないか、机や椅子が身体に合っているかなど、生活全体を確認することが大切です。

必要であれば、施術だけでなく自宅でできる身体の動かし方や生活環境についてもアドバイスを行います。

よくある質問

子どもでも肩こりや腰痛になりますか?

子どもでも首・肩・腰などに痛みや疲労感を感じることがあります。ただし、痛みが強い場合や長期間続く場合には、筋肉疲労だけと決めつけず原因を確認することが大切です。

スマートフォンは子どもの姿勢を悪くしますか?

スマートフォンだけが姿勢不良の原因ではありません。ただし、長時間同じ姿勢で画面を見ることで首や肩に負担を感じる場合があります。

猫背を治せば集中力は上がりますか?

姿勢だけで集中力が決まるわけではありません。睡眠、疲労、学習環境、ストレスなど複数の要因が関係します。

疲れている子どもは運動した方がいいですか?

体調に問題がなければ軽く身体を動かすことはできますが、強い疲労や睡眠不足がある場合に無理に運動させる必要はありません。まず休息や生活リズムを確認しましょう。

子どもの姿勢改善には筋トレが必要ですか?

必ずしも特別な筋力トレーニングが必要とは限りません。外遊びやスポーツなど、さまざまな身体活動を日常生活へ取り入れることも大切です。スポーツ庁も幼児期からの運動習慣形成の重要性を示しています。

子どもの脚の痛みは成長痛ですか?

すべての脚の痛みが成長痛とは限りません。同じ場所を繰り返し痛がる、腫れがある、歩き方がおかしいなどの場合には医療機関へ相談してください。

子ども整体で姿勢は治りますか?

一度の施術で姿勢そのものを「正しい位置へ戻す」というものではありません。身体の動きや生活環境などを確認し、必要に応じて施術や運動指導を行います。

子どもに鍼治療はできますか?

年齢や症状、本人の希望などを確認したうえで検討する場合があります。ただし、怖がっている子どもへ無理に行う必要はありません。

まとめ

現代の子どもは、学校、部活動、塾、宿題、スマートフォン、ゲームなどによって、活動と休息のバランスが崩れやすい生活環境にあります。

スポーツ庁でも、子どもの体力・運動能力と、運動、学習、スクリーンタイム、食事、睡眠など生活習慣との関係について調査が続けられており、幼児期から身体を動かす習慣をつくることが重要とされています。

一方、「姿勢が悪いから脳に酸素が届かず集中力が落ちる」「血流を良くすれば疲労が取れる」「整体をすれば勉強やスポーツのパフォーマンスが上がる」と単純に考えることはできません。

子どもが疲れている場合には、まず睡眠、運動量、学校や塾の予定、スマートフォンの時間などを確認しましょう。

鍼灸整骨院かまたきでは、子どもの肩・首・背中・腰などの身体症状について、生活環境や身体の動きを確認したうえで施術をご提案しています。強い痛みや外傷、神経症状などがある場合には、整体を優先せず医療機関での評価をご案内します。

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