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脊柱管狭窄症の原因と予防と対策法

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脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)は、脊柱管という背骨の中にある神経の通り道が狭くなることで神経が圧迫される病気です。

背骨のどこにでも起こりえる病気ですが、頸椎(首の骨)または腰椎(腰の骨)に発症することが多いです。

この症状は男性に多く、50代から徐々に増えはじめ、60~70代の高齢者に多くあらわれます。

症状は、圧迫される神経の場所によって異なり、腰椎で起こると腰の痛みや足のしびれ、頸椎で起こると手のしびれなどの運動障害を自覚します。

高齢者に多い病気ですが、若者でも発症することがあります。

脊柱管狭窄症の原因

原因はさまざまありますが、圧倒的に多いのが加齢による老化です。

加齢による椎間板の変形や劣化などが原因となり脊柱管を圧迫し狭窄させます。

また、筋肉が衰えることで、骨と骨とを繋いで身体を支えている黄色靭帯が肥大することも脊柱管狭窄の原因となります。

負担がかかる動作と肥満

すべての病気に言えることですが、脊柱管狭窄症の原因もまた筋肉や骨にかかる過度の負担によるものです。

身体を捻ったり腰を反らせたりと、首や腰に負担がかかる職業に携わっている方や、激しいスポーツによる身体への負担が大きい人が、加齢に伴う老化が原因で脊柱管狭窄症を発症されると言われています。

また、肥満も大きなリスクとなります。

肥満になると身体を支える背骨に負担がかかりやすくなり、靭帯や軟骨部分変形を起こしやすくなり狭窄症を発症しやすくなります。

もともと日本人は脊柱管が狭い

日本人を含めたアジア人はもともと欧米人種の人と比べると脊柱管が生まれつき狭いことが分かっています。

そのため、生まれつき狭い人は比較的若いうちに症状があらわれます。

こうした理由から、日本人は加齢によって狭窄症を患う人は多いです。

腰部脊柱管狭窄症の症状

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腰部の狭窄によって、神経や脊髄が圧迫され、痛みや感覚の異常、筋力の低下などの症状が引き起こされます。

腰やおしりの痛みやしびれ
足の後ろの痛みやしびれ、感覚異常や灼熱感など
間欠性跛行
(→歩き始めは何ともないが、徐々に足が鉛のように重くなり動けなくなり、少し休むことで症状が軽快し、また歩き出すことができるようになる、それを繰り返す歩き方)
足に力が入りにくいためスリッパが脱げやすい
歩行時に尿意を催す。頻尿、失禁が多い
座っている時はほぼ無症状
立っている時は症状が出たり出なかったり
身体を反らすと症状が出やすいが、前屈で出現することはほぼない
歩行により症状が出現する など。

脊柱管狭窄症は手術以外で治るのか?

脊柱管が圧迫されて神経症状があらわれているため、根本的治療は手術で取り除く以外ありません。

症状があらわれたら放っておいても自然に治ることはありません。

しかし、保存療法で約4割の方の症状が改善されています。

完全に痛みの元を取り除くことはできなくてもリハビリなどで症状を軽くすることは大いに期待できます。

間欠性跛行について

脊柱管狭窄症の方の特徴として間欠性跛行(かんけつせいはこう)という歩き方があります。

この歩き方は、歩き始めはスムーズに進みますが、徐々に足が鉛のように重だるくなり歩けなくなる症状です。

こうなったら道端でもどこにいても一旦回復します。休むしかありません。少し休むことで痛みが軽減し回復し、また歩き出すことができます。

脊柱管狭窄症の人が歩くときは、は、こうした歩く⇔休むの動作を何度も繰り返さなければ歩くことができないのでなかなか前に進むことができません。

ウォーキングで間欠性跛行は良くなるのか?

間欠性跛行の原因は、神経系と血管系の2つがあります。

神経を圧迫することで起こるものと、動脈硬化が進行し血管が狭くなったことが原因であらわれるものがあります。

いずれにせよ筋肉が衰えたことが問題ではないため、ウォーキングを頑張って足の筋肉を鍛えたところで症状が改善することはありません。

しかし、運動することで筋肉の血流が改善することはとても良いことです。

歩くときのポイントは、腰を反り過ぎない正しい姿勢を意識して歩くことです。

やってはいけないこと

  • 痛みがある時の筋トレやストレッチ
  • 痛みを我慢しながらのウォーキング
  • 重い荷物を持ち上げたり腰に負担がかかる動作をすること
  • 身体を反らしたり捻ったりする運動(ゴルフやヨガなど) など。

脊柱管狭窄症を改善する

完治を目指すには、狭くなった脊柱管を広げるなどの外科的手術の必要がありますが、この病気に対して第一選択される治療法は、切らない保存療法です。

強い痛みがある場合は痛み止めを服用する、動くことでの痛みを軽減するためにサポーターやコルセットの装用するなど、まずはこれらの対処法が一般的です。

症状がある程度落ち着いているときに適度な運動を行ったり、筋肉の硬さを取り除くストレッチを行うことも病気の改善には有効です。

鍼灸整骨院かまたきで行う脊柱管狭窄症の治療

骨格や関節を調整し身体のバランスを整えて筋肉が柔らかくしていきます。

特に、背中の筋肉の硬さを取り除き、背骨の動きをスムーズにすることで脊柱への圧迫が軽減されます。

続いて、姿勢の維持に必要な筋力をつけることで骨格が安定し、脊柱へかかる負担を最小限に抑えることができるので、それ以上の症状の進行を抑えることができます。

Q・整骨院で脊柱管狭窄症は治る?

脊柱管狭窄症は、手技や鍼灸による施術では完全に治すことはできません。

整骨院で行う施術は、出ている症状に対する痛みの軽減や、動きづらさの改善に有効です。

Q・どんな治療をするの?

鍼灸整骨院かまたきで行う施術は、手技・電気・鍼灸のいずれかです。

どの方法で行うかは、問診後、お身体の状態を診させていただいてから相談して決めていきます。

Q・通院の目安は?

まずは、週に2~3回を2週間、計5~6回を目安としています。

短期間のうちに続けて施術していただくことでより早期に症状の改善が期待できます。

施術直後は良かったけれど、時間が経ったらまたいつも通り痛みが増してしまった」という方も多いです。しかし、1回の施術で施術前よりもお身体の状態が少しでも軽快していたら続けることで確実に良くなっていきます。