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腰痛の対処法 温めるor冷やす?

  • 2022年6月28日
  • 2022年8月9日
  • 腰痛

日本人が一生のうちに1回以上腰痛を経験する割合は約8割にものぼり、今や腰痛は国民病とも言われています。

当院に来られる方でも腰痛を訴える方の割合はとても多く、腰痛のときの対処法として、「温めるべきか?冷やすべきか?」と言う質問が多いので、ここで解説していきたいと思います。

腰痛はなぜ起こるのか?

ひと昔前まで腰痛は高齢者に多い症状というイメージだったかと思われますが、今は小学生でも腰痛を訴える子は珍しい事ではなく、発症が低年齢化しています。

腰痛が起こる要因は様々ありますが、身体的疲労や肉体的疲労など、複数の要因が複雑に絡み合って起こると考えられます。

  • 姿勢の悪さによる筋緊張
  • 運動不足による筋肉の衰え
  • 冷えによる筋肉の硬直
  • ストレスによる自律神経の乱れ
  • 遺伝的要素
  • 病気によるもの

遺伝的要素は、生まれ持った骨格や体質によるもので必ず腰痛が起こると言うわけではなく、腰痛を起こす可能性が高いと言えるものです。

病気によるものは、例えばガンに罹ったことで免疫力の低下や筋力の低下が引き起こされ腰痛があらわれるものです。

このように腰痛が引き起こされる要因は普段何気なく行っている日常生活の中に潜んでいるため、生活を見直すことで腰痛が起こるリスクを小さくすることが可能です。

慢性腰痛と急性腰痛の違いはなに?

腰痛の種類によって、「温めるか、冷やすか」という対処法が変わってきます。

慢性腰痛と急性腰痛の違いを覚えておけば、「もしも!」の時に備えることができます。

慢性腰痛はおおむね3か月以上続く腰痛

3カ月以上腰の痛みが続く状態を慢性腰痛と言います。

激しい痛みではなくても、常に痛いわけではなくても、痛かったり治まったりをダラダラと繰り返すものなども慢性腰痛にあたります。

慢性腰痛は安静時には痛みが無く、動くときにズキッ!ピキッ!とした痛みが発生するというケースが多いです。

ジンジン・ズキズキとした激しい痛み方とは違い、患部に腫れは無く、なんとなく痛い、ずっと痛い、ズーンと痛いなどのように表現されます。

椎間板ヘルニア・圧迫骨折・脊柱管狭窄症など原因がはっきりしている腰痛もあれば、画像診断では特に原因となる病気が見あたらない腰痛もあります。慢性腰痛の多くが運動不足や日頃のストレスなどが原因となり痛みを発生させていると考えられています。

腰のケガ!1~2週間以内なら急性腰痛

運動中の衝撃により腰を痛めた、重い物を待った際グギッとひねった、ベッドから起き上がる際ズキッと痛めたなど、何かの拍子に腰を急に痛めたものを急性腰痛と言います。

患部が腫れたり、熱感があります。姿勢によっては痛みが落ち着くこともありますが、ジンジン・ズキズキとした激しい痛みを感じます。

急性腰痛の代表例は『ぎっくり腰』です。

慢性腰痛と違い、痛みがあらわれた時のはっきりとした原因が特定できます。

慢性腰痛のときは温める

慢性腰痛の痛みのもとは、腰へ負荷がかかり過ぎることによる筋肉の疲労です。

筋肉が疲労して硬くなることで血管が圧迫され血行不良が起こります。それにより、筋肉に酸素や栄養素が十分に行きわたらなくなります。

慢性腰痛は一般的には温める事で血液の循環が良くなり筋肉の緊張がほぐれ痛みの緩和につながります。

温める事で得られる効果

  • 細胞や組織が活発に働く
  • 筋肉がほぐれる
  • ストレスの緩和

温めることで、血液の循環が良くなり細胞が活性化し、新陳代謝の働が良くなります。

身体の巡りが整うと酸素や栄養素が筋肉へ十分に供給されることになり筋肉の硬さが和らぎます。

さらに、お風呂に浸かって体全体を温めることで副交感神経が優位に働きリラックス効果が得られ、ストレスの緩和にもつながります。

急性腰痛は冷やす

急性腰痛とは、いわゆる『ぎっくり腰』のような急に起こる痛みです。痛みが発生してからおおむね1~2週間以内のものを急性腰痛と呼びます。

それまでは全く腰が痛くなかったのに、重いものを持ち上げた時や物を拾い上げようとした時など、何かアクションを起こしたことが原因となって腰に突然痛みが起こります。

痛みが起こる原因はさまざまありますが、要は筋肉の疲労が限界を超え、これ以上耐えられなくなったときに起こります。

急性腰痛は、腰を支える筋肉や腱、靭帯といった軟部組織が炎症を起こすため患部が腫れ激しい痛みを伴うため、炎症を抑えるために冷やすのが一般的です。

冷やすことで得られる効果

  • 腫れや内出血の広がりを抑える
  • 組織の働きを鈍らせ悪化を防ぐ
  • 感覚を鈍らせ患部の痛みを緩和する

衝撃により椎間板や軟部組織などが傷ついたことで患部が炎症し、急性腰痛が起こります。

患部を冷やすことで組織の働を鈍らせ炎症の広がりを抑え、痛みを鎮静させる効果があります。

アイシングの仕方

氷をアイスバッグやビニール袋に入れ、少量の水を加えます。

保冷材を直接肌に当てて使うと凍傷を起こす可能性があるので必ずタオルにくるみましょう。

アイシングを行う時間は1回につき15~20分程度にしましょう。連続で長く冷やし過ぎると肌を傷つける可能性があります。

20分程度冷やしても痛みが続いている場合は、20~30分時間を空けた後、再度冷やします。

冷たすぎて不快に感じる場合には、アイシングを中止して構いません。

冷やすのか温めるのか迷った時はどうする?

痛みが発生した際、冷やせばいいのか温めればいいのか迷うこともあるでしょう。

迷った時どっちを選択すると良いかを簡単にご説明します。

冷やしていて苦痛に感じたら⇒温めよう

痛みを感じてアイシングを行った際、冷やすことで逆に苦痛に感じた場合は、患部の腫れも引きその腰痛は慢性化している状態です。

アイシングを選択する際のポイントは、患部に腫れや熱感があるかどうかです。

腫れや熱感を感じない場合は、基本的に身体は温めて血液の流れが良い状態を保つことが大切です。

痛みは感じないが腰が硬いと感じるとき⇒温めよう

痛みこそ感じていないけれど腰が硬いまたは重いと感じるときは、筋肉が硬くなり血流が悪くなっている状態です。

この状態ではいつ突然腰痛に襲われてもおかしくありません。筋肉の硬さや重さを感じるときは身体を温めて血液の流れを良くしましょう。

痛みが強い時⇒冷やそう

患部が腫れていたり、ズキズキ・ジンジン痛みが強い場合は冷やしましょう。

冷やすことで炎症の広がりを哉えます。また、冷やすことで感覚が鈍化し痛みの緩和につながります。

温めていたら腫れてきた⇒冷やそう

もしも温めていて腫れてきたら患部で炎症が起きている可能性があるので冷やします

そのまま温めてしまうと血流が良くなりさらに腫れが広がり痛みが強く出てくる可能性があります。

まとめ

腰痛の対処法について、温めるのか?冷やすのか?の疑問について解説しました。

腰痛に限らず、痛みに対する対処法は基本的には以下のように同じです。

  • 慢性痛=温める
  • 急性痛=冷やす

しかし、持病の有無などからすべての人に当てはまるとは言い切れません。もし、温めて(もしくは冷やして)、不快感や違和感を覚えるようでしたら、無理に続けることなく、かかりつけの接骨院や整形外科の先生に相談するようにしてください。